こんな○○に誰がした~国会の風景
2009年11月1日
政治史に特筆される有権者による政権交代が実現して最初の国会。
これまでの民主党政権の足取りは、何とか合格点を得ているようだ。
「民主党には不安が・・・」という世評からすると、思っていたより”やるじゃないか”という印象。
賛否はとにかく、役人の振り付けによらず、大臣が自分の言葉で語り、それを支える副大臣や政務官も野党時代にシッカリ勉強していた跡が伺える語り口。
これまで余りマスコミに露出していなため、知名度が低かった若い議員に人材が多いことも分かった。
長い冬の時代に、「百年兵を養う」気概で、コツコツ研鑽を積んでいたのが開花したのだろう。
さて、そんな中で臨時国会が始まった。
様相が一変している。
4年前の郵政選挙をソックリ反転している。
何より感じるのが自民党の生彩の無さだ。
席に座る元首相たちの姿。
麻生さんは相変わらず人を小ばかにしたような薄ら笑いを浮かべ、、マスクの安倍さんはまだ若いのに、もう過去の人みたいに生気がない。
森さんの仏頂面はもう見たくないし。
「一葉落ちて天下の秋を知る」
何をやっても思うようにいかない。
呆然自失で、思考停止状態にあるようだ。
なにより、自民党は深刻なジレンマに陥っている。
政策批判は野党の仕事だが、今、民主党の政策批判をすると、その矢は確実に自分に戻ってくるからだ。
天にツバする典型である。
鳩山総理の
”あなた(自民党)に言われたくない”
という答弁は「友愛」を掲げる鳩山さんらしくないが、とにかく今の政策課題の多くは自公政権での失政に原因があることは否めない。
だから、民主党にすれば本音では
”おれたちはあんたがた(自民党)のシクジリの尻拭いを一所懸命やっているところだよ。
こんな酷い日本にしたあんたがたに、人の批判をする資格があるの?”
と言いたいのだろう。
♪こんな女に誰がした♪
霧島 昇とのデュエット「相呼ぶ歌」でデビューした純情歌手菊地章子が、戦後、退嬰的に歌ったヒット曲。
こんな日本に誰がした?
自民党には身に覚えがあるから、返す刀で切られることは明白なので、ツイ民主党に向ける切っ先が鈍ってしまう。
”ボク、どうしたら良いのかワカンナイ”自民党。
よほどのことがないとこの党には当分、党勢回復の展望が開けない。
それでも自民党はこれまでの有権者を見くびっていた政権運営を真剣に反省して、民主党を超える政党にならなければならないのだ。
そうならなければ日本の政治レベルは上がらない。
民主党に出来たことは、自民党にも出来るはずだ。
自民党の志のある人に奮起を促したい。
そして民主党には小泉政権のように、驕ることなく、前政権がとっ散らかした、難しい政策課題にシッカリ取り組み、着実に成果を挙げてほしい。
そんな政治状況になれば、この国の未来に希望が持てるようにななるだろう。
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