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南房総・麻綿原のアジサイは今が花盛り

2016年7月23日

この時期に標高400mにも満たない会行事、南房総・麻綿原の低山ハイクでは、暑くて熱中症の心配をしなくてはならないだろうな~。
それもさることながら、病気からの回復途上にあることで、私はパスすることにしていた。
近隣歩きや、オペラシティの50段の階段上りなどで幾らかのトレーニングはしているものの、今日の3時間の歩きはいくらフラットコースといえども自信が持てなかったからである。
ところが会の長老だったO氏が参加することを知り、儀礼上からも参加しないわけにはいくまいと思い、急遽割り込んだ。
結果的には誰にも迷惑をかけるようなこともなく歩き切ることができた。
さすがに腿の筋肉に強い張りが出たが、これくらいなら良しとできる。

この日(22日)は北東気流型の気圧配置になったので、三陸からの冷たい空気が流れ込み、天気はぐずつくが気温はあがらないのがありがたい。

Dscn6053 アクアラインでアッという間に房総に渡り、房総半島のほぼ突端の鴨川にでて、スタート地点のここ日蓮宗の総本山・清澄寺に到着。
信仰心の乏しい私は無節操に、どこでも合掌したり、柏手をうったりしてお詣りの真似事をする。

Imgp1153 小雨模様の中、21人の参加者がスタート。
ほとんどフラットな林道歩きが続く。
実はこの林道ではヤマビルの心配があるそうで、殺虫剤を用意し、それぞれはスパッツを着けた。
私はこれまでの体験でスパッツでは防げないことが分かっていたので、レインパンツの裾を絞めただけ。
道の両側の濡れた落ち葉が堆積しているところはいかにもヒルがいそうで、注意していると、やがて身をくねらせ背伸びして獲物を待ち構えているヒルを見つけることができた。

皆、注意して濡れ落ち葉を踏まないようにして歩いた。
それでも安心は出来ないので、ヒルの出没の心配がなくなったところでそれぞれ足元の点検をすることとした。

Dscn6054 山百合とアジサイのコラボ

Imgp1162 妙法寺の境内に入ると万山を彩るアジサイの饗宴。

Imgp1172 蛭の心配がなくなったところでそれぞれ足元を点検する。
やはりやられた・・・2人の被害者があった。
咬まれないまでもヒルがスパッツの中に入りこんで、被害直前のものも数名いた。
私は一度だけ経験しているが、その時の出血はこんなものではなかった。
靴下が真っ赤に染まり、数時間出血が止まらなかった。

Dscn6056 妙法寺の全景

Dscn6058 俯瞰する広大な境内だが、霧雨に煙っている。
しかし、アジサイには雨が似あう。

Imgp1166_2 今日の一行 ~3名画面に入っていない。

Dscn6062 帰路での海ほたる ~東京湾は朝と同様、不機嫌そうに鈍色に光っている。

Dscn6063 海ほたるで東京湾上に出たアクアラインは真っ直ぐ木更津に向かい10分ほどで千葉県に入る近さ。
ここでこれまで一度も思ってもみなかった疑問が浮かんだ。
海上から海底のトンネルに入る構造だと、トンネルの入り口から海水が流入するが、もちろんそんな素人でも思いつくようなことの対策はあって、その秘密がここ「海ほたる」にあるはずだ。
それは海ほたるの構造をネットで調べると興味深い。

30分の時間が取れたので、小腹を充たすため「海鮮三崎港」に入ったが、あまりの不味さに閉口。
この不味さは宣伝が盛んなスシローにひけをとらない。

そんな次第で心配は杞憂に終わり、恙なく歩き切ることができた。
しかし、これをもってして山に戻れる、というほどの楽観はできない。
水平移動は足にさほどの負荷はかからないが、垂直方向へはその何倍もの負荷がかかるからである。
使う筋肉も違う。

今は希望を失うことなく、コツコツ地道にトレーニングを重ねること、それに尽きる。

 

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コメント

「地道にトレーニングを重ねること、それに尽きる」と結ばれていますが、正しく仰せの通りと思います。
それにしても千葉県にもヒルがいるのですか?
変な質問ですみませんm(__)m
新潟県の山は梅雨時期には絶対に避けたい山が幾つかあります。
私は、過去に一度、研修と言うことで歩いたのですが下りてきたら、靴下に付いていただけで、被害は免れましたが・・・
「蛭除けスプレー」などもあるようですが・・・

投稿: のりこ | 2016年7月24日 (日) 03時11分

風花さん、こんにちは

やりましたね! ご満悦のお顔を想像しています。又、回の皆さんも力強く感じられた事と思います。 私は蛭には遭遇した事が無いのですが、写真を見ましたがすざましいんですね!海辺で海の幸もいけませんか? 私も新潟の寺泊でそんな経験があります。思い出に残る山歩きになりましたね。

投稿: 岳 | 2016年7月24日 (日) 09時54分

のりこ様
地道なトレーニングを積み重ねること、などと恰好つけましたが、これがなかなか難事なんですね。
山に戻る、という目標があるのでどうにかやれるのですが・・・。
房総半島のもヒルがいるなんて、私も初めて知りました。
東京近郊では、東丹沢がヒルの巣窟で寒くなるまでコノエリアには入らない、というハイカーもずいぶんいます。
新潟との県境付近、四万温泉の周辺の山もヒルの出没が盛んで、私の体験もここにある稲包山でした。
靴下の内側に入りこまれたら多分靴を脱ぐまで気がつかないでしょうね。
ヤマビルファイターなどの専用スプレーもありますが、普通の殺虫剤や食塩水でも効果はあるようです。

投稿: 風花爺さん | 2016年7月24日 (日) 11時48分

岳様
今回のヒルは小さいものなので、この程度で済みましたが、大きな奴に咬まれると靴下や靴まで血で赤く染まるほど出血します。
そして2~3時間ほど出血が止まらないのです。
咬まれているときも、その後も痛くもかゆくもないので、気付くのがおくれるのですね。
私も千葉の海からの連想で旨いネタにありつけると期待したのですが、裏切られてしまいました。
まだウオ-キングなので、山道をどれだけ登れるかがこれからの課題です。

投稿: 風花爺さん | 2016年7月24日 (日) 11時57分

素晴らしい。
退院間もないのに、みなさんと歩調を合わせられたのですね。

それにお写真を拝見して、少しスマートになられたものの、そう面やつれは感じません。

これからどんどん回復が進むでしょうから、元の体力に戻るのが楽しみですね^^

投稿: おキヨ | 2016年7月24日 (日) 13時16分

おキヨ様
自分が想定していたよりはいくらか回復の足取りは早いようです。
このまま順調にいってくれればと期待していますが、何しろ体内にいつ暴れだすか分からない危険因子がいますから、楽観は許されません。
つい調子に乗ってしまいがちですが、自戒を忘れないよう努めます。

投稿: 風花爺さん | 2016年7月24日 (日) 16時04分

ああ、、あのウネウネした御仁には、ザックと登山靴にたかられたことがございます。。
いずれも献血はせずに済みましたが、びくびくしながら歩く道は、それだけで疲れました。。
ヤマユリが見事ですね!そう言えば久しく見ていません。。

投稿: itta | 2016年7月25日 (月) 22時04分

itta様
思えば山には危険がいっぱいありますね。
生き物だけをみても、ヤマビルは出血だけのことですが、スズメバチ、マダニ、マムシ、熊などは命にかかわるリスクです。
よくぞ今日までそうしたリスクをかいくぐってきたものと思います。
ヤマユリは今、近郊の低山では盛りですね。
花が異様に大きいので美しいとは思いませんが、辺りに漂う香りでそこらに咲いているのが分かりますね。

投稿: 風花爺さん | 2016年7月26日 (火) 06時35分

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