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これがスズメバチの巣だ !!

2015年12月18日

まことに時期はずれなことは重々承知のことですが・・・。

夏のころのことだったが、家人が蜂の巣に気付いた。
それは山荘の北側の屋根裏に造られていた。
2階の窓を開ければ手の届く至近距離にある。
観察すると蜂はオオスズメバチで、巣には特徴のある縞模様が描かれている。

Dscn5275        A

働き蜂が盛んに出入りしている状態だから、手出しは危険極まりないのでどうしたものか考えあぐねていた。
地元の行政にも尋ねたが、巣の処置は専門業者に依頼してくれという対応だった。

山荘のお隣さんに話したら5mくらいは届くスプレーがある、と教えられスズメバチ用のを噴霧したが効果はゼロ。
蜂に襲われないよう網戸越しにしたので薬が巣に掛からないのだ。

生態を調べたら寒くなると女王蜂は巣から去り、働き蜂は寒さで死に絶える、と分かり寒気がやってくるのを気長に待つことにした。

その間、山荘に来るたびに驚くほど巣は成長を続け、たくさんの働き蜂がせわしそうに出入りしていた。

昨日、山荘にきて巣の様子を観察すると、蜂の姿は全く見えない。
恐る恐る巣を叩いてみたが、反応はない。
ということで安全を確認して、今日になって撤去にかかった。

切り離しは造作ないだろうと予想していたが、ガッチリ付いている。
いろいろ試し、最後はバールで強引にこじ落とした。
重さは軽いものだが、大きさは抱えるほどだった。

Dscn5279_2 巣が接着していた痕跡
固い殻のように見えていた巣は意外に脆く、力を加えるとポロポロ剥離してしまう。

Dscn5276 計測してみたら直径45cm、高さ40cmほどであった。
これが一般的なスズメバチの巣に比較して大きいのか小さいのか分からないが、私にはずいぶんな大きさに思える。

Dscn5277 巣の裏側はこんなぐあい。

生態の解説によると女王蜂はどこかに身を潜めて越冬し、春になるとまた活動を始めるそうだ。
今回は危険のない場所に巣が造られていたが、次もそうだとの保証はない。

室内に飛び込んできたスズメバチを打ち落としたことがある。
数日たってからこの死骸に触れたら、鋭い痛みが走った。
針に触れたのだろう。
死骸なんだから何事もないだろうと思ったが、指先が腫れてきたものだ。

人は死して名を残し、スズメバチは死しても毒針を残す、なのか。

来年、暖かくなってから再開されるであろうスズメバチとのバトルはどんな展開になるのだろうか。
なにしろこの山荘では蜂との格闘は毎年の夏、繰り返されている。
スズメバチに刺されたことはないが、アシナガバチなどには年中行事のように刺されている。
命にかかわることではないが、それでも刺されれば少なくとも一週間ほどはその症状に悩まされるのである。

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コメント

これは怖い!大きな巣ですねぇ!!
しかし客観的に見るとなんて美しい模様ですこと。
これも自然の神秘といえなくもないですね。
当事者でないので呑気な事を云いますが、奥様はさぞ怖かったことでしょう。

巣の退治をすっかりし終わった時には〔してやったり!〕の満足感があったりしませんか^^

投稿: おキヨ | 2015年12月18日 (金) 12時51分

おキヨ様
この山荘で一番の危険は蜂です。
他の害獣、害虫の類は見かけることはあっても危険は感じません。
蜂は毎夏何箇所か巣を造ります。
小さいうちに発見できれば早めの対処ができますが、知らないうちに大きな巣になり、気付かないまま巣のあたりに触れて刺されることになります。
このスズメバチの巣は気付いたときにはもう手遅れでした。
幸い襲われる危険がない場所だったので、気長に時期を待っていました。
それにしてもこの巣の紋様、なんとも不思議ですね。
美しいとも言いがたく、神秘的としか言いようがありません。
蜂自身は、これを見て自画自賛しているのでしょうか?

投稿: 風花爺さん | 2015年12月18日 (金) 15時55分

風花さん、こんばんは

何とも立派な巣ですね! 山域は蜂の住み家です。 私は昨年お墓掃除に行き、二週連続で刺されました。 通称ヌカバチ、これが痛いんですよ!キイロスズメバチには、生家の周囲で栗拾いをしていて刺されました。今はどうも危ない様ですね。子供のころ、通学途中でスズメバチの巣に石を居投げて逃亡、当然後から来た人が刺される。 相当な悪ガキだった様です。smile

投稿: 岳 | 2015年12月18日 (金) 16時59分

岳様
栴檀(せんだん)は双葉より芳し・・・
岳さんのブログを拝見しているだけでも、少年時代の様子(ヤンチャ、悪ガキ・・・)は彷彿させられますが、ヤッパリそうだったんですね。
普通の蜂はさほどでもないですが、スズメバチはやはり怖いですね。
一度刺されると抗体とやらができて、2度目にはショックを起こすらしいなどと言われたりするので恐怖感が湧きます。
そういえば昔、女王蜂の一刺しにやられた政治家がいましたね。

投稿: 風花爺さん | 2015年12月18日 (金) 20時52分

山で出会ったのなら避けられますが、住まわれている場所ですと、駆除せねばなりませんね。
山で逢いたくないもの二つ。蜂と蛭です!
夏、会山行で八ケ岳の西岳からの下山道で地蜂をストックで突いたらしく、手を刺された人が居まして、リーダー必携のリムーバーで吸い取ろうとしました、穴が逢わずに取れませんでした。
でも大したことにはならずに済んで良かったですが。
小さくて、飛ぶもの、毒を持っているものは怖いです。

投稿: noritan | 2015年12月20日 (日) 11時48分

noritan様
子供のころから山林でクワガタ採りなどをしていて蜂に刺された経験はかなりしていますが、スズメバチだけは未経験です。
従兄弟の一人がその被害にあい、顔がボコボコになってしまったのを見て以来、恐怖の対象です。
コイツだけにはやられたくないですね。
その点、蛭は命にかかわることにはならないので、まだましかも知れませんが、気色悪いですね。
それやこれやで山には実にたくさんの危険がありますね。
山歩き人生を一度も危険にさらされずに終えることは至難の業になりますね。

投稿: 風花爺さん | 2015年12月20日 (日) 17時07分

ようやくこの嫌な奴を気にせず歩ける季節になりました。
昨年は、こいつに威嚇されて30分で下山した山もありました。

直径20cmほどの巣の駆除に立ち会ったことがありますが、
たくさんの蜂が飛び出してきて、網戸越しでも、とても怖かったです。
このサイズだと、命に関わりますね、、、

九州では外来種も確認されているようで、本当に勘弁してほしいです。

投稿: itta | 2015年12月20日 (日) 18時45分

itta様
今年は無事に終わりましたが、どこかで越冬している女王蜂が味を占めて来春また巣造りをしないかが気がかりです。
私も山道でスズメバチに顔の前でホバリングされた経験があります。
熊と同じで出会いがしらでなければ襲ってこないのかもしれませんね。
冬の山がいいのは危険な動物や害虫の類が出没しなくなることですね。
九州に上陸した外来種のツマアカスズメバチは在来種をより上回る危険なヤツらしですから、こっちの方へこないことを願いましょう。

投稿: 風花爺さん | 2015年12月20日 (日) 20時17分

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