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御前山 ~リハビリ山行はこれにて打ち止め

2015年11月2日

標高七百mの山里は11月ともなればもう晩秋の気配が濃い。
朝からのけぶるような小糠雨がもみじした葉を落とし、落とした葉を濡らしている。

Dscn5091       Dscn5092

ヴェルレーヌのような心境で、ひねもす音楽に聴き入っている。

九月中旬から始めたリハビリ山行も今日(10月30日)の御前山で一応終了とする。
標高差400mあたりから徐々にハードルを上げてきて、700m前後をクリアすれば、一応回復できたことにしようと考えていた。
今日がほぼそのメドになるため・・・。

奥多摩三山の一つ御前山1405mへのルートは幾つかあり、それぞれなかなか手強いが、その中では今日の栃寄からの周回コースが一番楽。

Static 本日の行程 ~例によってスマホの電池が3時間ほどで寿命が尽き、ログも尻切れになってしまった。

登山口になる、武田家の落人が開いたとされる栃寄には、瓜生 卓造著『奥多摩町異聞』によると1982年当時で民家が4軒あったことになっているが、今は明らかな廃屋を含め住まいと思われるのは見当たらない。
ただ「奥多摩都民の森」の関連施設があるので、人の気配はある。
この「都民の森」にどの程度、その名に値するだけの都民が訪れているかは知らないが、この施設があるので廃村化を免れていると思われる。

Dscn5070 栃寄集落上のスタート地点~車はここから先へは入れないが立派な車道はさらに上に延びている。

Dscn5072 登山道の一帯は「体験の森」になっていて蜘蛛の巣状態に遊歩道が張り巡らされている。
ここは散策の起点になる広場。

Dscn5071 ここで登山道は車道から離れて山へ入る・・・はずだったのだが、何と車道とほぼ並行していてほどなくその車道に下りてしまった。
この先の登山道は台風による倒木の散乱で通行禁止で、しばらくは蛇行する車道を辿ることになる。

Dscn5073 ここでようやく車道から解放され、右手の登山道に入る。

Dscn5074 御前山から北へ延びる尾根に乗る。

Dscn5075 この尾根の秋はまだまだ浅い。
奥多摩ファンには叱られそうだが、こと紅葉に関しては他地域に比べてかなり見劣りするように思える。
それともたまたまタイミングが悪かったのに過ぎないのか・・・。

Dscn5076 御前山避難小屋が見えてきた。
内部は大変キレイで一夜を過ごすのも快適そうだ。

Dscn5080 山頂 ~ただでさえ見るべきものが乏しいのに、雨が降ってきそうな空模様になったので早々に下山する。

Dscn5082 
この秋は他の山でそこそこ紅葉を愛でることができているので、この程度でも不平はない。

Dscn5085 直進する西の惣岳山との鞍部で右折して「体験の森」へ下る周回ルートに入る。

Dscn5087 下山の途中にある水場。
次々に現れる「体験の森」のポストを通過して下る。

Dscn5090 筋肉痛を起こしそうな急降下を続けてスタート地点近くの林道に降りついた。

今日はただ一人の後続者に途中で追い抜かれ、アッというまもなく後ろ姿が見えなくなるほど鈍足を思い知らされた。
ヘタレな脚にはもうこれ以上の期待はかけまい。
これが今の自分の力なのだから、それに見合った山歩きを続けるしかないだろう。
負け惜しみをいうようだが、それでもまだまだ十分楽しめる山がたくさん待っていてくれる。

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コメント

リハビリ終了、お疲れ様でした!
やはり若い頃から歩かれている方は回復が早いのでしょうか。

奥多摩方面は、距離もあるためなかなか出かけることができませんが、10年ほど前に奥多摩湖周辺にある兜屋旅館という宿に泊まっりました。周辺の茶屋なども含め、とてもよい雰囲気だったことを覚えています。

投稿: itta | 2015年11月 3日 (火) 00時08分

itta様
ありがとうございます。
回復したといっても、もともとが低レベルなので多寡が知れています。
いろいろ欲がないわけでもないのですが、身の丈に合った山歩きをできるだけ長く続けたい、そう思うしかありません。。
奥多摩はやはり御地からは遠いのでしょうね。
大菩薩とか柳沢峠辺りは行動半径に収まるのですか?
奥多摩の中心部はさらにそれから車で1時間くらいはかかってしまうでしょう。
その上、絶対的な魅力にも欠けるうらみがあります。
首都圏の人にとっては何より近い、ということがメリットなわけですね。

投稿: 風花爺さん | 2015年11月 3日 (火) 06時37分

リハビリ終了宣言おめでとうございます。
奥多摩は晩秋とか冬場に新潟を離れて行ったことがあります。
奥多摩はエリアが広く、コースも多くあり、実際行くと迷い易いような気がします。
数馬の民宿で冬泊まり、寒かったことだけ覚えています。

投稿: noritan | 2015年11月 3日 (火) 10時40分

病気の回復も個人差があるでしょうが、日頃の鍛錬の賜でしょう、やはり一般よりは回復がお早いのではないでしょうか。

山にもそれぞれ〔顔〕がありますね。画像の様な秋山は特に詩情を感じさせます。

投稿: おキヨ | 2015年11月 3日 (火) 11時38分

noritan様
終了宣言はいかにも仰々し過ぎますね。
これまでは思うように歩けなくても、病み上がりだからと自分に言い訳をしていたのが、これからはそれはもう通用しないよ、という自分の心の中での区切りのつもりなんです。
なので心の内に閉まっておけばいいことで、外に向かって言うことではないですね。
奥多摩にはAクラスの山はないのですが、数はたくさんあるので首都圏のハイカーには重宝なエリアですね。
確かに登山道も、一つに山に3本も4本ものルートがあるので、迷いが生じやすいエリアです。
数馬もそうですが、秋川や多摩川に沿う渓谷の底にある筋は日当たりは悪く、冬の冷え込みはそうとうなものです。
雪に包まれてしまう越後より寒いかもしれません。

投稿: 風花爺さん | 2015年11月 3日 (火) 14時08分

おキヨ様
確かに周辺お人から聞いた例よりは回復は順調のようでした。
しかし、低下した体力は元のレベルまでは戻らないようです。
奥多摩の山には長野、群馬、栃木、福島などの山のような絢爛たる装いは見受けられません。
それでも多摩川渓谷や日原渓谷など紅葉の名所はあるわけで、山に植林が多いことが地味な雰囲気をつくっている要因と思われます。
山それぞれに顔(山容)があることは確かで、それで好きな山、そうでもない山が区分されてあいまいますね。
もっとも好き嫌いは顔ばかりでないことは、人間と同じようですね。

投稿: 風花爺さん | 2015年11月 3日 (火) 14時20分

風花さん、こんばんは

リハビリ完了!良かったですね。
私と同時期に洗礼を受け、同じ時期にリハビリも完了でしたね。
私は気合いが少し薄れていますが、秋らしい風景の中、贅沢
は?
霧氷も良し、雪が降ればそれも良し、気分が向いたら行こう。
今はそんな気持ちでいます。

投稿: 岳 | 2015年11月 3日 (火) 19時46分

岳様 
不思議な偶然で同じような災難?に遭い、同じように生還?できましたね。
○運が強い、ということでしょうか。
私の場合は神様が”もういい加減に年寄りの冷や水はお止めなさい”というお告げかもしれません。
でも、もう暫くは聞こえない振りしていようと思います。
そこらの普通の神様より、山の神の引きが強いものですから・・・。
岳さんのような心境になれないのは、いかに私が未熟者かということの証明ですね。

投稿: 風花爺さん | 2015年11月 3日 (火) 20時32分

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