« ウスユキソウをもう一度 | トップページ | 季節のアンソロジー ~八月 »

まさかの「帯状疱疹」でした!

2015年8月1日

ここ10日間ほどパソコンの恩恵を感じたことはなかった、と思っています。
右手がほとんど使えない状態になり、ささやかな人生でもそれなりに記録に残したいことがあっても,現状は
文字として書くことができないのです。
何とかキーボードは打てるので、パソコンに入力することで代用でき、急場をしのいでいられるからです。

前触れなしで突如襲ってきた変調の犯人は「帯状疱疹」でした
どういう医院に行けばいいのか判断に迷ったのですが、とりあえず右手の掌や腕などにできた赤い発疹から皮膚科にいってみました。
ドクターは症状を一目診て「帯状疱疹」といとも簡単に診断を下しました。
帯状疱疹・・・???
私には200%予想できていなかった病名でした。

ただそれは、私がその病気についての知識が皆無だったために虚を衝かれた思いをしただけで、見る人が診れば一目で分かる典型的な症状を呈していたようです。
体の片側だけに発赤する発疹や、痛み(神経痛)を伴うことなどで・・・。

それなのに、発赤の症状に留意しないで、腕の痛みを筋肉痛だと、思い込んで、やってはいけない患部を冷やすことに専念していたのですね。
~無知は恐ろしい・・・

昨日、2度目の診察をしたところ、発疹そのものは終息しつつあり、もう薬の服用は必要ない、ということでした。 

Img_0446

お見苦しいものですが、疱疹は後退していてほとんど瘡蓋(かさぶた)になっています。

なのに、なぜ右手に痛みやシビレが残り、思うように使えないのか?
右脇腹の鈍い痛みがあるのか?

ドクターの説明では、それは帯状疱疹の後遺症である神経痛とのことです。
脇腹の痛みは「肋間神経痛」なのだそうです。
帯状疱疹に罹患した場合に厄介なことは、外的症状が治まってからも後を引く「神経痛」だということでした。
時間がかかるようです。

それならそれで仕方ないことですから自身の治癒力に期待するしかありません。一番気になることは、下旬に木曽駒から宝剣岳を繋いで歩く計画があることです。
宝剣の通過は鎖場の連続です。
技術的には難しくないのですが、右手に力が入らない状態のままではクリアできません。

このまま長引くようなことになればリーダーを代わってもらわなくてはならないでしょう。

それにしても、神経痛が出ることが分かっているのに、これに対処する薬は無いんですね。

私は年初に「リンパ腫」の疑いが見つかり、いちおう経過観察の状態にあり、このたびのことで人並みに病気体験を積み重ねつつあります。

炎暑のうえにこんなありさまで、引き籠もりの日常をよぎなくされています。
勢い所在なくTVを観る時間が多くなり、多くの高齢者同様のありふれた日常の仲間入りです。
せめていくらかは積読を消化しておきたい、とこうした本を傍らにおいて拾い読みをしています。

Img001  ベストセラーでしたね。
原発問題、人口減少、東京一極化、地方の疲弊化などに打つ手が無い、かのような閉塞状況に風穴が開くかも知れない、これまでの常識を180度変える視点からの新しい胎動の幾つかの例示。
もし、ここに例示されたような小さな一粒が、全国の至るところで生まれたら、やがてその集合が大きな「葡萄の房」=クラスターになり、新しい日本の姿が生まれるかも知れない、という期待を持たせてもらえました。

Img002 金子みすゞはともかく「清水澄子」さんという詩人(の卵?)ことは初めて知りました。
上田市に生まれ、1925年」、15歳という若さでみすゞ同様、自ら命を絶ちました。
遺された作品は、その若さゆえエチュード(習作)というべきレベルとも思えます。
この本の中に、
澄子が徳冨蘆花の『思出の記』を読んで「宇和島」という地に憧れを抱いた、いう件(くだり)があります。
『思出の記』は中学生のとき、私が初めて文学に触れた作品で、一気に読み通した記憶が残っています。
改めて70年ぶりに読み返してみて、こんな難しい文章を読み通した自分の早熟振り(?)に自分で感心してしまいした。
~ミエミエの自画自賛ですね~
ただ、蘆花が書いた宇和島の場面は、澄子のような多感な少女が憧憬を抱くような土地ではありません。
澄子が何を感じたのでしょうか・・・・・・謎です。

|

« ウスユキソウをもう一度 | トップページ | 季節のアンソロジー ~八月 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

帯状疱疹でしたか。。。
知人たちが比較的若い頃にかかっている病気なので、壮年期に多い病気だと思っていました。
かなり痛いし、人によって長引くと聞いています。
それでも、知人たちはみんな完治しました。

焦らず、読書三昧でゆっくりと治療なさってください。
お大事になさいませ。


投稿: おキヨ | 2015年8月 1日 (土) 12時30分

おキヨ様
ありがとうございます。
罹患してから知ったことですが、帯状疱疹は子供のころにかかった水疱瘡のウイルスが体のどこかに潜んでいて、何かのキッカケで発症するものらしですね。
人間の体は実に繊細にできているものなのですね。
利き手が思うように機能しなことは不便極まりないのですが、これを奇禍として猛暑をやり過ごすこととします。
おキヨさんもご自愛のほどを・・・。

投稿: 風花爺さん | 2015年8月 1日 (土) 14時10分

[帯状疱疹]は雅子妃が罹患された病気ではなかったでしょうか?
流布されている病気でも身近に罹った人がいないと分からないものですね。
私もかつてもう10年以上もずっと前に単独で「荒海山」へ行き、下りで滑り手首を骨折してともかく自力で運転して帰り、医者へ駆け込みました。右手10日間ほどギブスの時にはパソコンがありがたいと思いました。
一日も早い回復をお祈り致します。
病には読書という有り難き友かな!ですね。

投稿: noritan | 2015年8月 1日 (土) 16時31分

風花さん、こんばんは

先日テレビ番組で帯状疱疹の特集をしていましたが、95%の人がいつ発症しておおかしくないと言っていました。私も経験がありますが、強いストレスから帯状疱疹、腫瘍マーカーなど半年の間に様々な症状が現れました。回復は人それぞれの様です。私は2ケ月で治りました。お大事にして下さい。

投稿: 岳 | 2015年8月 1日 (土) 20時10分

noritan様
仰るとおり雅子妃殿下がいまの「適応障害」の前にかかった病気ですね。
高齢者の発症率が高いそうなんですが、私はまるで無知でした。
荒海山で転倒骨折ですか。
けっこうシビアなアクシデントではないですか。
私は近くの七ヶ岳で下山中の滑床でスリップして気を失うほどの打撲をしたことがあります。
その日は桧枝岐まで行って泊まったのですが、翌日の会津駒は断念しました。
生きている限り災難はいつ振りかかってくるか分かりませんね。

投稿: 風花爺さん | 2015年8月 1日 (土) 20時47分

岳様
TVでは健康に関する番組が多いですが、私はほとんど関心がないため見逃してばかりいます。
岳さんもこの病気の先輩ですか。
私は自分の無知のため早期治療のタイミングを失してしまいました。
このツケは払わなければならないでしょうね。
私にはストレスはほとんどないはずなので、やはり加齢が発症理由なんでしょうね。
どうやら私が楽観していたより回復が長引くようなので、しばらく我慢の子を続けます。

投稿: 風花爺さん | 2015年8月 1日 (土) 21時00分

帯状疱疹に罹っても、短期間で治る人が大部分で、
稀に激烈な帯状疱疹後神経痛を発症する人が居るのだそうです。
風花さまも私も、その稀な症状が出てしまいましたね。
「リリカ」という薬が、この痛みの特効薬なのですが、私は副作用が強く出たため、服用できませんでした。
部分的なヘルペスは別ですが、普通、帯状疱疹は一生に一度と言われています。でも高齢者や他に病気がある場合は、繰り返すことがあるそうです。
この病気は体力が落ちているときに罹ることが多いので、うるさく申し上げてすみませんが、しばらくは静養第一になさった方が良いと思います。
先生には、長くかかることを覚悟してくださいと言われましたが、2年が過ぎた今も皮膚の痛みのため、衣服を着ていることが辛いです。こんな後遺症があるとは、思いもしませんでした。

投稿: 淡雪 | 2015年8月 2日 (日) 00時31分

淡雪様
貴重な体験談や、温かい助言ありがとうございます。
お言葉に素直に従って、しばらくは静養に専念します。
淡雪さんはもう2年越しで、今でも衣服が擦れるのに痛みが出るのですか。
さぞかし辛いことでしょうね。
私の場合、これからどう推移するのか分かりませんが、現状では発症した右手に何かが触れるのが怖いですね。
それでも希望的観測もありますが、ごく薄い紙が剥がれていくような改善はあるようです。
この年になって寝ていたウイルスを起こしてしまった原因が体力にあるとすれば、加齢が進んでいることを認めざるをえませんね。

投稿: 風花爺さん | 2015年8月 2日 (日) 06時52分

帯状疱疹とは・・・いろいろにお疲れ様・・ということではないでしょうか?
しばらく、休息してください、と言うことだと思います。
体の危険信号が表に出ることは良いことだ、言いますよね!
それから先、気にしながら自分と付き合えるということで。
のんびり、してくだい・・・。

投稿: アメカンブルー | 2015年8月 4日 (火) 23時00分

アメリカンブルー様
ご心配いただきありがとうございます。
右手の機能は50%くらいは戻っている感じです。
しかし、60kgの体重を、鎖場で持ちあげられるだけの力は入りません。
木曽駒まであと3週間近くあるので、それまでには何とかなって欲しいと願っています。
ストレスや疲労が蓄積するような日常生活ではないつもりなんですが、知らぬ間にウイルスに攻撃される弱点が生まれていたのでしょうね。
炎暑でもありますからおとなしくしています。
キンキンに冷えたビールも一口も飲んでいませんよ。

投稿: 風花爺さん | 2015年8月 5日 (水) 06時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/393418/60975891

この記事へのトラックバック一覧です: まさかの「帯状疱疹」でした!:

« ウスユキソウをもう一度 | トップページ | 季節のアンソロジー ~八月 »