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三壁山からエビ山~野反湖西岸の尾根歩き

2015年7月22日

台風11号には敵ながら天晴れと、そんな場合ではないのに感心してしまった。
17日は会の仲間26人で、野反湖畔の「八間山」を歩く予定にしていた。

正にその日、関東地方直撃こそしなかったものの、影響は小さからずあえなく中止に追い込まれてしまった。
365分の1という宝くじ並みの確率?なのに、ピンポイントで仕留められ、思わず”お主、やるのう”と呻いてしまった。
その直後、台風とは無関係だが、突然に発生した原因不明の右腕全体の痛みに見舞われる始末。
急に思い立って腕立て伏せを始めたら、長年使っていなかった筋肉が悲鳴を上げてストを起こしたのだろうか?
腕から肩甲骨にかけて移動する痛みが四六時中疼き、これが睡眠の妨げになり、熟睡できない夜が続いている。
そんなことが重なりまたまた10日もの間が開いての今日(21日)の山歩きである。

歩いたのは野反湖西岸の三壁山~高沢山~エビ山をつなぐ周回コース。

Static 今日の反時計周りの周回コース。
スタートする前から今日はバテルな、という予感があった。
ブランクが長かった、ということに加え、一番苦手な高温・多湿・無風という三兄弟が揃ってしまった。

Dscn4775 野反(富士見)峠はキスゲの花盛り。
ここでは「ノゾリキスゲ」としているが、後で休憩所で確かめたが、いわゆる「ニッコウキスゲ」と全く同じもの。

Dscn4776 野反湖の一番奥のたわみから左への尾根を登り、左へと稜線を辿る。

Dscn4777 北岸のキャンプ場の駐車場のあたりでもキスゲとノハナショウブの競演。

Dscn4778
スタート前から今日は苦戦するな、という予感があった。
長いブランクに、私の苦手な高温、多湿、無風の三兄弟が揃い踏みして重なるためである。

Dscn4781 浅間山が夏の靄にかすんでいる。

Dscn4783 野反湖を俯瞰する。
一番奥(南端)が通過してきた野反峠。

Dscn4785 白砂山方向だが、見えているかどうか判然としない。

Dscn4786 三壁山1970m山頂。
予感どおりひどくヘバッた。
今日が三度目の山頂だが、これまでで一番時間がかかった。
ここが今日の最高点で、これから先は徐々に高度を下げていく。


Dscn4787 高沢山に向かう爽快な緑の稜線には下界の暑さがウソのような清涼の風が渡っていた。

Dscn4788 カモシカ平を俯瞰する。
そこへ立ち寄るのが今日の目的だったが、空模様が雨を呼びそうになってきたので、断念した。

Dscn4789 カモシカ平への分岐点。
それをズンズン進めば志賀の赤石山に繋がるが、私には手の届かないロングトレイルである。

Dscn4791 何の特徴も無い「高沢山」1906m山頂。

Dscn4792 時おり見事な岳樺が立っている。

Dscn4794 クルマユリもポツンポツンと・・・

Dscn4795 三つ目の平頂「エビ山」1744m。

Dscn4797 志賀方面を振り返る。
三壁山からたった300mほど下っただけなのにあの涼しさがウソのように暑さが戻り、雨雲に終われるように湖畔の駐車場へ下った。
山中を歩いているときはほとんど忘れていた腕の痛みが、ブリ返してきた。
・・・ホント、しつっこいんだから・・・。

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コメント

風花さん、こんにちは

野反湖周辺にも沢山の里山がありますね。奥志賀からは裏側になると思いますが、車道は無い様ですね。苗場山の帰りに、切明から志賀を抜けて帰った事がありますが、すごい山の中でした。私は五十肩と言うより、健が切れている様で2年ほど難儀しています。眠れない痛みお察しします。お大事に。

投稿: | 2015年7月22日 (水) 16時22分

野反湖を囲む山は手頃なハイキングコースで、展望や花も多彩で、地味ながらなかなか捨てたものではないのです。
志賀高原とは東の端で接していますが、つないで歩くのは難儀なようです。
私も以前、志賀高原から裏志賀林道を切明に抜けたことがありますが、どこまで行っても山また山で、実に山深いところだと感じました。
単なる筋肉痛かとたかをくくっていたのですが、どうも違うようで、それなら何故なんだろと、悩まされています。
どうやら長引きそうです。
岳さんも早い恢復が願われますね。

投稿: 風花爺さん | 2015年7月22日 (水) 20時21分

ニッコウキスゲ、、ため息が出ます。
今年は難しいかな、、と若干諦めてもいます。

高温、多湿、無風、、文字だけで根が上がりそうです(笑

投稿: itta | 2015年7月22日 (水) 21時45分

itta様
ニッコウキスゲはこの時期なら何処ででも見られるありふれた花と思い込んでいましたが、考えればそうでもないですね。
霧ヶ峰、美ヶ原、菅平、高峰高原、野反湖、尾瀬、日光霧降高原、雄国沼・・・
いずれも中信以北の高原状の場所がキスゲの名所となっていますね。
もっとも、霧ヶ峰はかつてキスゲが黄色のジュータンを織り成していたのに、今は鹿の食害で見る影もないくらいに減少しているそうですね。

投稿: 風花爺さん | 2015年7月23日 (木) 06時05分

今年春初めて行った野反湖の神秘的な風景に感動したことを思い出しましたが、風景は一転して緑豊かな爽やかさですね。

先日夫が夏の野反湖に行きたいようでしたが天気の良い日はこちらの都合で行けず、というぐあいでした。

湖の色がエメラルドクリーンからコバルトブルーに変わっていますね。自然は美しい。。。

腕の痛み心配ですね。お大事になさいませ。。。

投稿: おキヨ | 2015年7月23日 (木) 11時50分

おキヨ様
陳腐な言いかたになりますが、日本の自然は四季の変化が劇的で、同じ場所でもまるで違う印象の顔を見せてくれるので、私たちは実に恵まれていると感謝するばかりです。
野反湖は道中に広葉樹が多いので、秋は一段と素晴らしいのではないでしょうか。
私も思い返すと、秋には行っていないのです。
腕の異常は原因不明なので、対処の方法が分かりません。
医者に診てもらってもおそらく原因はつかめないで、適当に、ありきたりの処方で終わりになるでしょう。
時間はかかるでしょうが、自分自身の治癒力に期待します。

投稿: 風花爺さん | 2015年7月23日 (木) 18時22分

野反湖はいくら標高1500m近くあるとは言っても、この時期にはやはり、高温、多湿、無風では参りますね。
私どもは26日に行って来ました。(ブログアップが遅れていますが)
展望台Pまでバスで上がり、ダムサイトを通りキャンプ場、西岸コースを歩きました。
殆どアップダウンのない湖畔歩きは時には単調でしたが、で咲き始めのヤナギラン、咲き終わっていなかったノゾリキスゲ、ハクサンフウロ等々花を愛でながら、時折は湖水を通る涼風も通り過ぎ、思ったより暑くは無かったでした。
初秋に時間が取れたら、白砂山、或いは八間山など行きたいと思います。

投稿: noritan | 2015年7月30日 (木) 08時37分

noritan様
私の5日後に西岸を歩かれたのですね。
夏真っ盛りの時期だと、標高が2千mを超えないとなかなか涼しさを感じられないですね。
湖岸一帯に花は見られますが、私の印象では野反峠から西岸に入りかけた辺りが一番花が豊富だということです。
ほとんど歩かずに済むエリアですね。
私はかなり尋ねているのですが、気がついたら秋には一度も行っていませんでした。
この秋はセッセと通うつもりでいます。

投稿: 風花爺さん | 2015年7月30日 (木) 09時10分

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