« 笹尾根シリーズ ~丸山から日寄橋BSへ下る | トップページ | 松岩山 ~バリルートのはずだったのに・・・ »

ヒナタで咲いても「ヒカゲツツジ」 ~坪山

2015年4月24日

山にも「旬」があります。
今日(22日)のお目当て
「坪山」1103mはヒカゲツツジの山として、開花期にはそれこそ雲霞のよう(失礼!)にハイカーが押し寄せます。
そして花期が終われば潮が引いたように誰もいなくなります。

ここはこのところ入りびたり気味の「笹尾根」界隈です。
今日は笹尾根にこそ乗らないものの、いつもの愉快な仲間とのワイワイガヤガヤ山行。
6時5分に自宅を出るという、早朝出動ですが、夜明けが早くなり、朝の冷え込みもなくなったので苦になりません。

上野原駅前ではバス乗客の捌きをしている係員が”今年のヒカゲツツジは4月の降雪で蕾が焼けてしまい、不作です。でもガッカリしないでください。来年は綺麗に咲きます”だって。
それなら、今日は帰ろうか、ということにはならないんですね。

Dscn4301 山里は春酣です。
2台の満員バスで降りたハイカーの最後にスタートです。

Dscn4303

Dscn4306     Img_5175
駅前での予告通りヒカゲツツジは情けないありさまです。
足元を彩るイワウチワも花期を過ぎていました。

Dscn4305

Dscn4307 坪山山頂 ~背景は三頭山です。

Img_5246 今日はⅠ4名 ~このごろでは少ないほうです。
超スローで登って来たので、山頂にはもう誰もいません。
ラッキー

Dscn4308 中景は雲取山と飛竜山

Dscn4311 花の中3トリオとお疲れ気味の「せんせい」
こっちの花のほうが艶やかですね。
正真正銘の
「ヒナタツツジ」でしょう。
少しボカシをいれました。
ほんとうは花の素顔をそのままでアップしたいのですが、プライバシーのこともあるし・・・で。

Img_5333 ゴールの「びりゅう館」が目の前。
不調だった仲間のザックを最年長の私がここまで背負ってきました。
もういいでしょう、と下ろそうとしたら非情な仲間は許してくれないのです。
しかたなくそのまま最後まで歩きました。

Dscn4313 背中に疲れと哀愁が漂っていますね。
私より若い仲間はズーッと知らん顔です。
あまりにも酷いではありませんか?
これでは高齢者の虐待です。
私たちの会はいつの間にかブラックグループになっていたのです。

・・・・などというのは真っ赤な偽りで、本当は私以外の数人が交代で背負って下山したのです。
最後の20秒程を私の背にしたものです。
これも私に花を持たせてあげようという心遣いからです。
かくのごとく、この上なく優しい心の持ち主ばかりの仲間なのです。

私はこのようにして、幸せな日々を過ごせているのです。

|

« 笹尾根シリーズ ~丸山から日寄橋BSへ下る | トップページ | 松岩山 ~バリルートのはずだったのに・・・ »

登山」カテゴリの記事

コメント

「ヒカゲツツジ」と言う哀しそうな名前の所為でしょうか?
ネットでその名を見て印象に残っていました。
今日、明日、そちらを通るので、寄って来ようかなと思いましたが、不作なら来年の課題にしましょうか・・・
良い山を教えて頂きました。

投稿: noritan | 2015年4月25日 (土) 03時52分

noritan様
名前の通りに好んで日陰に咲きます。
人の世になぞらえても寂しげな花ですね。
それでも群落になれば大勢の人を引きつけるんですね。
目立たないので気がつきにくいのですが、けっこうアチコチで見かけます。
いずれにしても今年は不作の上に、花を終わりでしょう。
noritanさんは行動範囲が広く、またアグレッシブですからこんなマイナー山ですがお出かけください。
登山口近くに広い駐車場もあります。

投稿: 風花爺さん | 2015年4月25日 (土) 06時31分

風花さん、こんばんは

筑北村と言う山里に岩殿山と言う山がありますが、そこのヒカゲツツジは見事でした。里山にはそれぞれ個性があっていいですね。ヒナタツツジで10歳は若帰った? 2人分のザックを背負って白馬三山を縦走したのは40年も前です。疲れと哀愁ですか? 全く感じません。これも楽しい山歩きですね!

投稿: 岳 | 2015年4月25日 (土) 19時46分

岳様
私より二回りも若い異性とこうして天下公認で健康的な遊びができるのですから、山歩きはやめられません。
タテ社会の会社時代であれば、半ば仕事の延長線上でできますが、ただのオジサンになってしまえばこうした機会とは無縁になってしまうのが普通です。
正直なところ、高齢になってからの山歩きにこうした副産物があるとは思っていませんでした。
嬉しい誤算ですね。
岳さんがおっしゃるとおり、人と同様どんな山にもそれぞれの持ち味があります。
それを見出せるかどうかは人間の側の感性でしょうか。

投稿: 風花爺さん | 2015年4月25日 (土) 20時15分

ヒカゲツツジ・・・初めて知る名前ですが、どこかで居目にかかっているかも知れません。白色のせいか憂いを感じる花ですね。

それより、長年のブログでのお付き合いで、こんな晴れやかな笑顔の風花さんにお目にかかったのは初めてです。

若い女性の力は男性にとって偉大なんですね^^

お荷物運びを免除されればされたで、これは複雑な思いをすると思いますのでこれで正解でしょうね^^


投稿: おキヨ | 2015年4月26日 (日) 13時55分

おキヨ様
ヒカゲツツジの花色は淡いクリーム色(絵画の世界ではどう言うのでしょうか・・・)で、いずれにしても背景色に埋没しがちで、目立ちません。
騒ぐほどの花かな?と思わないでもありませんが、好き好きですからね。
指摘されてみると、いつもの孤高?の表情が、だらしなく緩んでいますね。
老いの坂道を下る勢いを少しでも弱めてもらえる、こうした功徳には感謝しなければいけないと、常日頃思っています。

投稿: 風花爺さん | 2015年4月26日 (日) 17時12分

ヒカゲツツジは以前、一回だけみたことがあります。
ただ、写真のようにたくさんの花が一度に咲いた様子は
見事でしょうね、、一度見てみたいです!

私の住む近くでは、イワカガミはよく見るのですが、イワウチワ
をみることがありません。これもまた、見たい花なのです。。

投稿: itta | 2015年4月27日 (月) 23時19分

itta様
ここ坪山のヒカゲツツジの群落は確かになかなか見ごたえするものです。
ただ色彩が地味ですから、例えば西上州・笠丸山のようにアカヤシオが山全体をピンクに染めるというような、派手な演出はしないのですね。
あまり目にしない、という声が多いのもこの色合いのせいもあるでしょう。
イワウチワも関東以北の山の、湿り気のある場所では割に普通に見ることができます。
イワカガミに比べると花が大きく、淡いピンク色に気品が感じられます。
ところ変われば品変わる・・・
ittaさんの行動力で次の時期には遠征してみてください。

投稿: 風花爺さん | 2015年4月28日 (火) 05時43分

初夏の陽気が続いています。

お元気で一回りも若いお姉さまを交えてのグループ登山、ヒナタツツジに囲まれて
破顔一笑のせんせい、いいショットですネ
街中では中々異性と話す機会もなく、相手にもしてもらえないので
週毎山に入り込んで、出会った男女ハイカーとお喋りを楽しんでいます。

話し相手が若き山ガールなら大歓迎と云ったところでしょうが
おっさんでは中々相手にはしてくれないのが実情です。

ヒカゲツツジを愛でるつもりが駅前で不作と云われると
初っ端から、がっかりさせられますネ

花と新緑の「山笑う」爽やかな季節に日も長くなり
行動範囲も広がり、楽しみです。

投稿: かおり | 2015年4月28日 (火) 11時59分

かおり様
私は人見知りするので、なかなか一見の人とは気軽に言葉を交わすことができません。
その点ではかおりさんはとてもスマートにおできになるようですね。
もっともサラちゃんのアシストも大いに力になっていることでしょうが・・・
山の中では人はあんなに人なつっこくなれるのに、下界に降りてくるとどうして皆あんなに不機嫌な顔をしているのでしょうか。
「山笑う」
ほんとにいい季節になりました。
春の山と秋の山、どちらが良いかを比べるなんてヤボなことですね。
それぞれに良さがあるのは当たり前のことで、われらアルキニストは精一杯自然の恵みを享受しないと生きている甲斐がありませんね。

投稿: 風花爺さん | 2015年4月28日 (火) 15時37分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/393418/59746532

この記事へのトラックバック一覧です: ヒナタで咲いても「ヒカゲツツジ」 ~坪山:

« 笹尾根シリーズ ~丸山から日寄橋BSへ下る | トップページ | 松岩山 ~バリルートのはずだったのに・・・ »