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新しい靴で金時山へ~春は装いも新たに

2015年3月28日

4~5年前に「最後の一足」と題して登山靴を新調した記事をアツプした。
その舌の根も乾かぬうちに次の靴に手を出し、そしてつい先日またまたの散財となった。
モンベル社の紐の代わりにリールで締めるタイプ。
これで2足目になるが、何しろサンダル感覚で着脱できるイージーさがよくて、雪山以外は専らこのタイプを愛用している。

A

その履きおろしのハイキングが昨日(27日)の山の会の「金時山」
こんな超ポピュラーな山に足を向けるのには自尊心?が傷つくのだが、60年前の思い出を偲んで参加することとした。

コースは二つに分かれ、私は乙女峠からの組に。

Dscn4135 人気の山なのに、こっちから登るのは私たちだけ。

Dscn4137 ほんの少し前は私たちだって立派な乙女だったのだから・・・

Dscn4143 箱根観光の中心、芦ノ湖や大涌谷をまじかに見る。

Dscn4142 笹原の間を往く。
60年前は一面、茅戸の草原だったこの道を逆に歩いた。
その時の連れは今どうしているのだろうか・・・

Dscn4147 山頂の金時茶屋の屋根を見上げる

Dscn4155 深田久弥はこの山を「偉大なる通俗」と評したが、この何の芸もない富士を見ると、他に言いようがない気がする。
無芸大観・・・か。

Dscn4158 ご一行様19名。

Dscn4161 金時娘のお出ま~し。
60年前、連れが一緒に写真を、とお願いしたら”うるさいから早くしてね・・・”と怖い反応。
今や、ひどいO脚になっているが、居丈高は相変わらずで”隣の小屋で買ったものは、ウチのベンチで食べるな”などと叫んでいる。
父親が、新田次郎が直木賞を受賞した「強力伝」のモデル・小宮山正で、このタカビーな姿勢は父親ゆずりなんだろうか?

Dscn4162 下山山頂の周囲は岩で固めている山なので、こんな岩場では登り、下りで混みあう。

Dscn4164 大涌谷や神山を見ながらマッタリと仙石へ下る。

Dscn4165 登山口へ下り着いた。
あとはお定まりの温泉とビール・・・このマンネリズムの何という心地よさ。

履きおろしの靴はまったくトラブルなし。
たまたま同行のTさんもシリオ製の靴(シリオの登山靴は素晴らしい)の履きおろしだったが、こちらも問題なし。
今時の登山靴はほんとうによくできている。

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コメント

お疲れさまでした。やっぱり新調の靴でしたか!ウェアーも新調じゃなかったですか?日本経済に多大な貢献をなさっている訳ですね。魔物も何処かへ失せた様で本当に良かった!!
これからも増々強気で元気に引っ張って行って下さい。
楽しみにしています。

投稿: いっちゃん | 2015年3月28日 (土) 13時45分

いっちゃん様
確かに私もせいぜい個人消費増にいささかの貢献はしています。
ですが、皆さんのような多大の酒税納付に比べたら微々たるもんですよ。
凄いとしか言いようがありません・・・あの飲みっぷりは。
虎口を脱した(と、思いますが・・・)反動で、元気も戻ってきたように思います。
今はもう引っ張る立場から、ついていく立場に変わっていますが、皆さんには迷惑でしょうが、小うるさいジジイの役割はもうしばらく続けていくつもりです。
敬老精神で目をつぶっていてください。

投稿: 風花爺さん | 2015年3月28日 (土) 16時19分

風花さん、こんばんは

金時山も富士山も羨ましい限りです。
散歩代わりに毎日なんてのも良いですね!
リールタイプの靴には魅力を感じていましたが、
今まで情報量が少なく躊躇していましたが、良さそうですね。
シリオ製は粗削りな印象を持っているのですが?

投稿: 岳 | 2015年3月28日 (土) 21時28分

岳様
私にしたら、何時でも鹿島槍や五竜が見られる岳さんの環境が羨ましくてなりません。
オラが山にセッセと通う、という地元自慢の山は各地にあるでしょうね。
金時山にも毎日、いや時には一日に2度も登る人がいるそうです。
その記録が書かれています。
リール式の登山靴は例えば山からの帰路で入浴する場合など、脱いだり履いたりを繰り返すようなケースで実に簡単にできるのでメッチャ便利でやめられません。
もちろん登山靴としての機能が第一ですが、その点でも特に遜色がありません。
ただ、頑丈にはできていないので、長い岩稜歩きには不向きかな、とは思います。
その点ではシリオは優れものだと感じています。
社風が地味なのか、目立つようなデザインが不得手のようで、その点で割りを食っているようです。
山岳誌の「履きたい靴」のようなアンケートでは1~2位の得票を得ているなど、山のキャリアを積んでるひとの評価が高いようです。

投稿: 風花爺さん | 2015年3月29日 (日) 06時49分

装身具の新調は気分も高まりますね。

金時娘さんをアサヒ画報で初めて見た時は60年前ぐらいでした。重いものを持つためでしょうかO脚にはなってますが、高飛車なうちはお元気な証拠でなんでしょうね^^

投稿: おキヨ | 2015年3月29日 (日) 12時24分

おキヨ様
何であれ新しいものを手に入れるのは嬉しいことですよね。
もうそれほど物に対する執着心は薄れましたが、山用品は別です。
自分への言い訳を見つけては食指をのばしてしまいます。
金時娘さん
さすがに顔には歳月の流れが刻まれていますが、ズケズケした物言いは少しも変わっていないようです。
これが彼女のアイデンティティーなんでしょうね。

投稿: 風花爺さん | 2015年3月29日 (日) 17時13分

「きっちり足に合った靴さえあれば、じぶんはどこまでも
歩いていけるはずだ。」
須賀敦子さんの『ユルスナールの靴』を思い出します。
新しい靴での山歩き、お元気なご様子にホッとしています。
山歩きの効用、素晴らしいですね。

投稿: 淡雪 | 2015年4月 1日 (水) 23時42分

淡雪様
引用された須賀敦子さんの文章は須賀さんの最後の著書『ユルスナールの靴』のプロローグの、そのまた書き出しのフレーズで、私も好きです。
須賀さんはここでは文字通り履き物としての靴についての幼い日の思い出を綴っていますね。
私は勝手読みなんですが、この靴は「心の靴」ではないかと思ったりしているのです。
きっちり心に合う靴さえあれば、心はどこまでも自由に飛翔していける、と読みかえていたりします。
こころに合う靴がどんな靴なのか、実のところ分からなのですが・・・。
1998年、69歳で亡くなられた須賀さんがまだお元気であればお尋ねする機会があったかも知れず残念です。
私にとってもっと残念なことは、須賀さんを知るのがあまりにも遅かったことです。
須賀さんが衝撃的なデビューをしたころ、私が読むものは無味乾燥なビジネス書ばかりでした。
私は悪性リンパ腫と診断されたのですが、内心それは誤診なのではないかと疑っているくらい体調には問題ありません。
私の周辺の人たちも、そんなことがあったことすら忘れているようです。

投稿: 風花爺さん | 2015年4月 2日 (木) 09時30分

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