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丹沢前衛・南山~宮ケ瀬湖畔の丘陵を歩く

2015年2月15日

今日(13日)は山の会での「赤城山」雪山登山の予定だった。
しかし、西高東低の気圧配置が発達して、関東北部では強風が予想された。
一昨年、地吹雪で途中撤退した記憶が重なり、葛藤の果て中止にした。
万端の準備を整えて楽しみにしていた参加者の無念の表情が目に見えるようで、辛い決断だった。

南関東の天気は良く、時間が空いたので久しぶりに土の感触を楽しむため、未だ足を踏みいれていない宮ケ瀬ダムの西岸の山、権現平と南山を結んで歩いてみることとした。

宮ケ瀬ダムは県立の「あいかわ公園」があってなかなかのレクリエーションスポットであるようだが、私のファミリーでは誰もきていないはずだ。

Dscn3967 今日の行程。
バスに乗る京王線・橋本駅には初めて下り立った。
想像以上に町は近代化していたが、何にもまして驚いたのはこの町が、丹沢山塊をまじかにする望岳都市だったことである。
バスの車窓はどこにでもある郊外風景だが、私には初めて目にするものだけに新鮮である。

Dscn3961 バスの終点「鳥居原ふれあいの館」
行楽シーズンなら賑わうのであろうが、冬の真っただ中のこの時期閑散と
している。

Dscn3965 宮ケ瀬湖の一部と、上の中央の山頂の白い山が丹沢山塊の盟主「蛭ヶ岳」1673m
その左は「鬼ヶ岩の頭」で、そこから手前に落ちる尾根に白い雪形が見える。
これが丹沢の白馬、と呼ばれている雪形だが、馬というより子犬と言った方が当たっているような気がする。


Dscn3962 
どこでみても端正な大山

Dscn3966 湖畔道路からの登山口 ~急な梯子段になっていて、しかも凍結状態である。

Dscn3968 振り返ると湖畔の上に丹沢三峰(左)、蛭ヶ岳(中央)、黍穀山へと連なる山稜が一望である

Dscn3969 尾根上のアップダウンの繰り返しの後に到着した権現平」(南山園地)という憩いの広場。
なぜかこの平地には雪が多い。
展望台デッキがあるが、展望は湘南の海の方だけで、他の方位は木立で視界は閉ざされている。
雪が消えた芝生の一角にはベンチがあって、一人で昼食を摂った。
風が遮られているので、日差しがぬくぬく暖かく、何とも心地よい一時でマッタリする。
この情景は、串田 孫一なら「光の精たちが輪をつくってファランドールを踊っている」とでも書きそうな気がする。

Dscn3975 南山の山頂に近づくと思いがけず、西空遠く離れて「大菩薩連嶺」が浮かんでいた。
左端に白い原を持つ「白谷ヶ丸」が際立っている。

Dscn3977 宮ケ瀬湖の対岸にはそ曾遊の山々が近い。
今の位置からの眺めは初めなのでとても新鮮に映る。


南山山頂から、長い急な段を下って
「あいかわ公園」に降り立った。

Img179
人影はまばら。
人が集まってこそのレジャースポットである。
この冬枯れの公園に、子供たちの歓声が響く日々が待ち遠しい。
♪春よこい 早くこい・・・♪

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登山」カテゴリの記事

コメント

風花様~ 今晩は。
低山日だまりハイクもいいですね

遠くに丹沢山塊の峰々を仰ぎ
盟主蛭ヶ岳の白き峰や鮮やかな子犬の雪形、南山から大菩薩嶺など
大気が澄んでいるのでしょう遠望の山々がくっきり浮かぶ爽快感に心地よさそう

ベンチでマッタリの一時、こんな山歩きもありですネ

投稿: かおり | 2015年2月17日 (火) 00時12分

かおり様
東京近郊の山は寡雪状態です。
一年前の、これもまた例外的な大雪に比べると天地の開きがあります。
こんな時の低山歩きではアイゼンの装着タイミングにいつも悩まされます。
アイゼンの必要は殆どないのですが、行程中に断続的に凍結があり、これが下降の場面だとかなり厄介になります。
雪道なら雪道として、終始アイゼンを着けたまま歩けるのがいいですね。
年を追うごとに登る山のハードルが下がっていきます。
その必然として、近頃はますます「まったり山」が性に合ってきています。
誰もが避けて通れない道なんでしょうね。

投稿: 風花爺さん | 2015年2月17日 (火) 10時24分

風花さん、こんにちは

今年は少ないなぁと思っていた雪、融けないでかなり残っているのですね! 私の長男が相模原に家を構えましたので、行ってみたいとは思っているのですが遠いですよね。写真を拝見していると、もうすっかり春の様相、こちらはまさに厳冬、今日も里山は雪です。

投稿: 岳 | 2015年2月17日 (火) 14時06分

岳様
近郊の山は降雪は少ないのですが、降った雪が中途半端に残り、これが氷結していて山歩きにはこれがなかなかの難物です。
なまじ日影だけが凍結しているので、アイゼンを装着するほどではなく、この時期は歩くのに難渋するのです。
ご子息が相模原にお住いのことで、丹沢の麓ですね。
機会がありましたら大山のハイキングなどいかがですか。
長野の山のような大展望はありませんが、それなりに楽しめると思います。

投稿: 風花爺さん | 2015年2月17日 (火) 16時33分

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