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東尾根から伊豆ヶ岳 ~人気の山にバリ・ルートから

2014年12月13日

奥武蔵の人気者、伊豆ヶ岳851mへ東尾根というヴァリエーションルートから登る、ということは以前から知っていて、歩く機会はうかがっていたのですが、今日(7日)ようやく実現しました。

歩き始めてカメラを忘れていることに気づいたのですが後の祭り。
しかたない、スマホで間に合わせておきましょう。

A 今日のルート ~実は自分のスマホからのログ取り込みに失敗したので、ネット上で探した全く同じルートを歩いたログを有り難く拝借しました。

この機会に私がトラフィックログを作成するプロセスを紹介しておきます。
1、スマホでアプリFieldAccessを起動し、当該エリアの地形図をDRしておき、スタート時から記録を開始し、終了時にitunesに同期させるようにして保存する。
2、パソコンのitunesを立ち上げ記録を取り込む。
3、パソコンのルートラボでGPS記録をインポートし、画像処理をし、これを右クリックでMy pictureに送る。
4、Adobe Photoshopeで必要な画像処理をして完了。
 ~これってけっこう一仕事なんですよ・・・ 
もっと効率的な方法があるのかもしれませんが、デジタル音痴の私が試行錯誤の後にたどり着いた方法です。

A_2 西吾野駅から山に入ると一面の霜が降りた枯れ野原。

A_3 森坂峠 ~ここまではこうした透明アクリル板の表示がある。
下久通の集落に降り、東尾根の取り付きになる琴平神社を探しながら進む。
ヒントは、あるガイド記事にあった「白い鳥居」です。
私の頭の中には白く塗られた鳥居のイメージが鮮やかに出来上がっています。
ところがいくら歩いてもその「白い鳥居」が目にはいりません。
たまたま出会った土地の人に尋ねるとずいぶん通り過ぎていました。
戻って見つけた鳥居の色は灰(ネズミ)色でした。
書いた人には「白」の範囲内なんでしょうが、受け手としては自分のイメージで刷り込んでしまうものです。
こうした齟齬(そご)はえてして起きるものですね。
東尾根に乗ると、あにはからんや、尾根上には標識こそないですが、普通の山道が通っていました。
拍子抜けです、ガッカリです。
およそバリエーションルートらしくありません。
おまけに植林帯で展望など薬にしたくてもありません。

”こんなんじゃ、バリとは言えねーよなー”内心ブツブツ文句を言いながら伊豆ヶ岳の東面に近づきます。
直下は暗い樹林の急斜面で、これを回避するようにトレースは左(南)トラバースして、右上に折り返します。
これで終わりかと思ったら、その上で岩の山・伊豆ヶ岳が最後の牙を剥いていました。
高さ15m位の、木を疎らに付けた岩壁です。
下部はトラロープが着いているので大した造作もなく登れます。
その上がすこぶる厄介でした。
左上にロープが下がっているのですが、そこまで登るのなかなか怖そうです。
右斜め上にルートを採りましたが、スタンスにしたい岩には落ち葉が載り、足場になるかどうか落ち葉を落として探らなくてはなりません。
手掛かりになる木までは右手が届かないので、頼りない足場を、靴のフリクションだけを頼みに際どく伸びあがります。
そんなことを数回繰り返し、ようやく安全な位置まに届きました。
微妙なバランスが必要で、緊張しました。
高度がないので落ちても命にかかわることはなさそうですが・・・

写真を撮ることなど、とても考えられないシチュエーションでした。

A_4 頭の上から人の声が落ちてきて、木立を抜けるとそこは大勢のハイカーが群れている山頂でした。

これからは一般道を正丸駅下るだけなので、特記するようなものもありません。

バリエーション・ルート歩きの醍醐味は地形図を読み、地形を観察し、カンを働かせて予定のルートを完歩することにあります。
なかなかそうはいかないものですが・・・。
~その意味ではGPSに頼ることもバリ歩きの王道ではないかもしれません。

今日のルートは明瞭な道があり、地形も単純で読みやすく、最後に危険が待ち構えているとはいえ、バリ・ルートとしては正統的とは言い難い気がしました。

写真も、単に撮るということしかできないスマホのもので、満足いきません。
それやこれやで、アップするのを止めようとも思いながらも、結局載せることとしました。

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コメント

風花さん 、こんにちは

スマホを存分に活用されていますね! 私のスマホは写真や音楽などには優れていますが、省電力アプリを入れてありますがBPが持ちません。買い替え時期ですが、今のプランが使えないので躊躇っています。伊豆ヶ岳と言う山は人気なのですね。こちらの里山、皆さんクマにビビリ?登山者は少ないです。

投稿: 岳 | 2014年12月13日 (土) 08時52分

岳様
スマホは便利なアイテムですが、泣き所は電池寿命が短いことですね。
予備電池も持ってはいるのですが、活用したことがありません。
都心に接続した山域として、中央線沿線、奥多摩、奥武蔵、丹沢などがあります。
伊豆ヶ岳は奥武蔵エリアにあり、人気者です。
しかし、この山に限らず、何しろ人口の多い東京の奥座敷の山々ですから、曜日に関係なく大勢のハイカーでいつも賑わいます。
一人で行くと、場違いなところにきてしまったか、と落ち着けない気持ちになることもしばしばです。

投稿: 風花爺さん | 2014年12月13日 (土) 09時56分

風花爺さん、こんばんは。
伊豆ヶ岳、という名前からきっと静岡の伊豆にあるのだろう、と
勝手に想像していましたが
奥武蔵にある山なんですね。
バリエーション・ルートですか!ビビりな私には到底無理です(><)

スマホも使いこなして、すごいですね。
未だにガラケーのrommyです。

投稿: rommy | 2014年12月15日 (月) 21時35分

Rommy様
東京近郊には雲取山、大菩薩嶺、三ッ峠山とかの、おそらく全国区の山がありますが、その他にB級、C級の山がたくさんあります。
伊豆ヶ岳はB級の代表クラスに位置づけできるでしょうね。
いずれにしても東京近郊の山は豊富な選択肢に恵まれているのでアルキニストにはありがたいことです。
バリエーションと言っても危険はほとんどなく、近郊の山なら藪を漕ぐこともまずありませんから、難易度も低いものです。
私は世代から言ってもアナログ人間ですから、スマホなどのデジタル機器の操作は苦手です。
必要に迫られて悪戦苦闘しながらどうにかしているのです。
時間に恵まれているので、焦る必要がないのが幸いしているのですね。

投稿: 風花爺さん | 2014年12月16日 (火) 09時07分

山岳音痴の私伊豆ヶ岳という字でてっきり静岡の伊豆にある山と思ってしまいました。
相変わらずのお元気羨ましい限りです。
私のほうは今回の眼病がケチの付きはじめではないよう祈るばかりです。

でもまぁこうして再び貴ブログを訪問できることを幸いと思っています。

投稿: おキヨ | 2014年12月16日 (火) 13時42分

おキヨ様
まずはブログ世界へのカムバックをおよろこびいたします。
クリエティブとはおよそ無縁な日常で(もっともおキヨさんには絵画制作という立派な創作世界がありますが・・・)ブログは曲がりなりにも何かを生み出す行為ですから、これがあるのとないのとでは生活が大きく変わってしまいます。
健康を自分のコントロール下に置くことはほとんど不可能ですから、意のままになりませんが、せめて自愛の心がけくらいは持っていたいものですね。
そのためにもブログを健康維持のための重要なツールとして、大事にしていきたいものですね。

投稿: 風花爺さん | 2014年12月16日 (火) 16時19分

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