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高山村・破風山 ~巨大反射板が山頂を占拠

2014年12月05日

「破風山(岳)」という名の山は関東には幾つかある。
代表選手は奥秩父の「破風山」2318mだろうが、今日(11月30日)歩く
破風山1068m(群馬・高山村)のは多分ドン尻に控えている存在だろう。
山麓から見る破風山は有体に言って誘われるものは感じないが、やまそのものより東にある
「切(霧)ヶ久保峠」というのが気になっていた。
”いったいどんな峠なんだろう・・・”

Static
この山では道標の類は当てにできないし、多分登山口も定かではないだろう。
こんな場合はスマホのGPSが頼もしい助っ人になる。
関越ゴルフ倶楽部の入り口前を通過し、林道・高山本線に突き当たる。
GPSを利用して登山口と思われる、高山本線から分岐する林道の入口の路側に駐車した。

分岐した林道がほどなくゲートで閉鎖されているのを抜け、そのまま進むと送電線の下に出た。
これはおかしい・・・オレは切(霧)ヶ久保峠に登ってから送電線下を通過するつもりなのに・・・
ゲートまで戻り、仔細に観察すると、地形図の通りの形状で小流れの左岸に微かに踏み跡らしいのが見てとれた。
それをしばらく辿っていくと、消え入りそうだった踏み跡がフイに広くなった。
何故なんだろう・・・訝しい思いのままそこまで近づいている稜線の鞍部をめざした。

Dscn3765 落ち葉が厚く積もった峠道はもう目と鼻の先。

Dscn3766 切通し状の切(霧)ヶ久保峠 ~この峠はかつて三国街道が通っていた東の金比羅峠に代わって、明治時代に開削されたもので、往時は賑やかな往来があったそうである。
2008年あたりまでは「霧ヶ久保峠」という標識が立っていたそうであるが、今はその残骸である標柱に小さく「切ヶ久保峠」と書いたプレートが着けられているだけ。
足元に落ちていた木片を拾い上げてみると、以前の標識の残骸で、起こしてみたら辛うじて「霧」の文字が判読できた。

Dscn3767 峠から西側の尾根に這い上がる。

Dscn3769 尾根を忠実に西へ辿ると最前見上げた送電線鉄塔(水上線83号)の基部に着いた。
北の方が開けているが朝の晴天は早々に下り坂で、谷川連峰は雲の中。
辛うじて吾妻耶山辺りが指呼できるだけになっている。

谷川岳などは山荘から見慣れているのに、山に登った時に見えないと、不満が残るのはどうしてなんだろうか・・・

それからは屈曲する尾根を外さないよう西へ西へと登っていくだけ。
やがて左下に先ほどUターンした林道が延びてきているのが見えた。
道はなくても、疎林なので高い方をめざして気ままに歩ける。
そうして主尾根に乗り、緩くなった稜線を辿るとあっけなく山頂。

Dscn3771 四等三角点。地形図と異なる標高が書かれているプレート。

Dscn3770 どこの山でも見かける石祠。

Dscn3772 平坦な山頂はこの巨大な反射板が占めている。
殺風景で山には不似合いな代物であり、目障りなだけである。
しかし、私なんかが山に立っても世の中の何の役にもたたないが、この不細工な人工物は立派に何かの役割りを果たすためにここに立っているのである。

帰りは途中で適当に林道に降り、車に戻った。

雪が来るまでの間、もう少しマイナー山への行脚を続けよう。
 

 

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コメント

風花さん 、こんばんは

長野の高山村に破風岳という山があります。数年前に行った事がありましたが、兎に角奥が深かった記憶があります。春でしたが、つつじが凄かったです。

投稿: 岳 | 2014年12月 5日 (金) 21時59分

岳様
お話の破風岳は毛無峠の南にある山のことだろうと思います。
山頂から西へ下った乳山牧場一帯は、いかにも雲上の別天地の雰囲気があって素晴らしいですね。
中心にある五味池の周辺は確かにレンゲツツジが埋め尽くしていますね。
放牧された牛などはレンゲツツジを食べないので群落がつくられるのですね。
何かに触発されて思い出す地があり、そぞろ再訪したい気持ちが湧いてきます。

投稿: 風花爺さん | 2014年12月 6日 (土) 09時21分

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