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赤城・コフタ山とモロコシ山 ~そんな山あるんかいな?

2014年12月01日

アリャリャ・・・12月になっちゃいました!
・・・もうなんていったらいいか・・・ウーン、と唸るばかりです。

山国日本には数多の山があります。
深田久弥の「日本百名山」、深田クラブの「日本200名山」、日本山岳会の「日本三百名山」あるいは国土地理院の『日本の山岳標高1003』などに載っている山であれば、それなりの知名度はあるでしょう。
それがピンキリの、キリの方の山ともなれば、知らないのは正常、知っているのはある種のビョーキと分類できそうな山がギョウサンあります。

ここに登場する「コフタ山」1316mとか「モロコシ山」1183mも著名な赤城山群の中にありながら、およそ人の口に登ることのない、そもそもその名前からして変テコリンな山です。
この妙チキリンな山々は、赤城山群の一番西端に存在感をもって鎮座する鈴ヶ岳(ただし、南側からは見えない)の足元にひれ伏しているので、ほとんど誰からも無視されている可哀そうなミソッカスなんです。

Dscn3797 赤城山を北西から見ています ~真ん中の鈴ヶ岳の右に並んでいるのがご紹介する山です。
これらの山の界隈は山荘のご近所になるので、私は何かにつけて徘徊しているのですが、ブログに載せるのは多分これが初めてです。
お目にかけるようなものは何もないのですが、一度くらいはお目こぼしのほどを・・・。

Static 今日(11月28日)の軌跡です。

Dscn3756 今日歩くエリアは群馬県下では唯一の「ヒメギフチョウ」(愛称・赤城姫)の生息地です。
地元ではこの貴重な群馬県指定天然記念物を保護するためにいろいろな策を講じています。

Photo 私もシーズンに一頭だけその飛翔の姿を見ましたが、確かにギフチョウに比べてずいぶん小ぶりでした。
食菜もギフチョウがカンアオイなのに対し、ウスバサイシンだそうです。

さて、今日(11月28日)の歩きには一つの目的がありました。
私がここらを適当に歩くとき、たいてい最初に歩き始める道~もう使われていない古い作業道~が潅木に覆われ始めているのです。
このまま彼らの跋扈(ばっこ)を許しておけば早晩この道型は消失してしまうでしょう。
それを防ぐために剪定鋏を持参して、枝を払いながら進みます。
歩きははかどりませんが、時間を気にする必要は全くありません。

Dscn3582 入り乱れる古い作業道跡を適当に選んで私が勝手に「コモロ峠」(コフタ山とモロコシ山の鞍部なので・・・)と名づけている、尾根の乗越し(のっこし)に上がります。
ここから東のコフタ山を急な登り下りで往復。
コブタ、子双、児双などの字が与えられているのですが、由来も、どれが正しい名前なのかも分かりません。
おそらく答えは誰にも分からないものでしょう。

Dscn3751 どこにでもある冬枯れの尾根です。

Dscn3755 梢の隙間からコフタ山を振り返ります。
実に端正な三角錐なのですが、いかんせん藪山です。

Dscn3754 これから向かうモロコシ山。

Dscn3757 私の郷里ではトウモロコシを単にモロコシと言っていました。
関連があるのでしょうか?

Dscn3759 最後の矢筈山の山頂がそこです。

Dscn3760 この山頂は広い小広い平地で、なかなか雰囲気のよい場所です。
厚い落ち葉を褥(しとね)にしてしばらく横になり、あとは下るだけ。

ところで幸いなことに、5月に傷めた右膝の回復が遅れていて、慢性化することが気がかりでしたが、ここ一ヶ月ほど、その痛みに気付かないくらい症状が軽くなっています。
10年前に発症したときは一ヶ月で回復したのに比べてずいぶん長くかかってしまいました。
回復の遅れは加齢のせいなのか、他に理由があるのか、いつまた再発するのか分からないことばかりですが、とりあえずのこととしてひと安堵しています。

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コメント

人間にもさまざまな人がいるように山だって大小、有名無名で成り立っていると思います。
富士山だらけだったら気味悪いですものね^^
名もなく人目を引かずとも、それぞれ個性もプライドもあるのではないでしょうか。
小さな蝶が何よりの証拠。。。


投稿: おキヨ | 2014年12月 2日 (火) 13時42分

おキヨ様
そうですよね
「みんな違って みんないい」
金子みすずさんが詩にうたったとおりですよね。
なのに、悲しいことに私もそうですが、大抵の人は目立つもの、きれいなもの、華やかなものなどにばかり目を奪われがちです。
どうしたら見栄えのしない表層の下にも隠されている、本然的な美に迫れるのでしょうか。
いくら齢を重ねてもその眼力を養うことができていません。
これまでできなかったことは、これからもできないままに終わってしまうのでしょうね。

投稿: 風花爺さん | 2014年12月 2日 (火) 16時40分

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