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黒金山 ~今や「クローガネー山」です

2014年10月19日

人気者・乾徳山の北にある黒金山2232mは、かつては山麓の集落・徳和から4時間で乾徳山に至り、さらに3時間歩いてようやく到達できる遥かな山であった。
私も20歳代で一度歩いているが、昨今の調子では逆立ちしても足の届かない遠い彼方の頂になっている。
ところが、私がいつもオモロイ山発見の貴重な情報源としてお訪ねしている
「ロッジ山旅」の掲示板でとんでもない情報に出くわした。
それによると、今や乾徳山登山の表口と化した大平牧場(閉鎖)への林道が更に奥まで延伸し、それを利用すると何と黒金山に2時間ほどで登れる、という目を疑いたくなるような情報である。
名は体を表さずに「苦労がネー」山(われながら、鳥肌が立つようなオジンギャグ・・・)に変身したらしい。
と、思いもよらない朗報にとるものとりあえず馳せ参じたのが17日のこと。

Dscn3498 初狩PAでのリニア実験線上の初冠雪した富士~ありふれたものですが今シーズンの初ものなので・・・。

Dscn3501 山麓から見る今日のターゲット

Dscn3506 広い登山口駐車場には先着一台だけ。

Dscn3507 今年の紅葉は不作かと思ってるが、ようやく秋の山らしい風情に出あえた。

Dscn3508 明るい雑木林の間を縫って、一筋の山道は緩やかに登っていく。

Dscn3509 あー、秋ですなー。
♪今はもう秋 誰もいない山・・・♪とは、トワ・エ・モアは歌っていない。

Dscn3510 いいなーこういう牧歌的な雰囲気・・・などと一人悦に入る。

Dscn3513 目指す黒金山(左)と南側を巻いてしまう牛首。
その間の鞍部(牛首のタル)へ向かう。

Dscn3516 心地よい笹原の「牛首のタル(タルミ=鞍部の意)」から乾徳山とその向こうの不鮮明な富士。

牛首のタルから重くなった足取りで山頂近くまで登ると、高齢のご夫妻が下山してきた。
今日、山中でお会いしたのはこのお二人だけ。
駐車場に先着していた車のオーナーであろう。

Dscn3517 山頂 ~南側は黒木の密生。
北側は・・・対照的な大展望台 ~完璧に忘れていたが、記録を読み返したら57年前、この展望に感激していたのだ。

Dscn3520 山頂の北側は岩海で視野を遮るものがなく、奥秩父の主脈の連なりが一望できる。
ただし、主役の金峰山は辛うじて五丈石が覗いているだけ。

Dscn3519 西空には南アルプスのスターが顔見世。

クローガネェー山に変身したとはいえ、標高差700m強は今の私には決して楽にクリアできる壁ではない。
それでも登れたことで、このところ慢性化している右膝の痛みを気にしながらの戻り道でも、心の浮揚感があった。

駐車場に戻ると、山頂下で交叉したご夫妻が帰路に着く準備をしていて”早いですね”と声を掛けられた。
確かに、一人歩きでの下山はセッセと歩くので、ついつい早くなる傾向が顕著である。

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コメント

風花さん 、こんばんは

絶好調、テンションが上がりますね! 富士山が見えるだけでも気分が高揚します。苦労がねえのもいいですし、紅葉まであったら言う事無し。やはり情報は貴重ですね。

投稿: 岳 | 2014年10月20日 (月) 21時50分

岳様
登山情報に限りませんが、インターネットは実に有り難い情報源ですね。
岳さんのブログからも「二つ山」や「一夜山」など、そそられる山をたくさん知り、在庫がたまる一方です。
何とか年内に少しでも在庫を減らしておきたいのですが・・・。
長野県と違い、関東ではいつでも見られる雪山は富士山だけですが、このマンネリも悪くないかも知れません。

投稿: 風花爺さん | 2014年10月21日 (火) 06時42分

風花様~ こんにちは。

秋の深まりと「苦労がネー」山行記楽しく拝見
オジンギャグと共に絶好調どすな~
山頂から見える富士山に南アルプスなど一級の展望は
関東ならこそ、今や登山の主流はマイカー登山ですネ
マイカーのない「かおり」には行動半径の広さが羨ましい限りです。

昨日武奈山頂から御嶽山の噴煙が見え、同じ山仲間として
犠牲になられた方々の無念さに胸の痛みを覚えました。

投稿: かおり | 2014年10月26日 (日) 13時08分

かおり様
ノッケから思わず悪寒が走るような下等なギャグで済みません。
山の中にドンドン林道が入り込んでいって、奥深い山の雰囲気を壊していくことが良いことかどうか、判断放棄です。
ただ、私のようなオールドタイマーにとっては、もう登れないと諦めていた山に手が届くようになることは、ホンネを言えば福音なのです。
ずいぶん多くのハイカーがその恩恵に浴しているのが実状ですね。
かおりさんの公共交通手段を駆使するノウハウも相当な武器ですよ。
空気が澄んできて山岳展望が一番楽しめる時期になりましたね。
長いこと同じ景色を見てきているのに飽きる、ということがありませんね。
有り難いことです。

投稿: 風花爺さん | 2014年10月26日 (日) 15時49分

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