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再びのタマアジサイ ~三頭山

2014年7月23日

二枚腰を見せた梅雨明けと、浮世の義理がからみ山歩きにまたまたブランクが生じてしまい、更新が間遠くなってしまった。
ようやく「梅雨明けしたとみられる」と発表された昨日、特別な準備をしなくても歩ける
「三頭山」1531mで穴埋めをしてきた。

奥多摩三兄弟の大岳山、御前山の中では一番高いのに、一番簡単に登れる三頭山には、平日でもハイカーが多い。
そんな山なので特別に記事にするようなことがないのである。

幸いというか、不幸なことにというか迷うところであるが、過日のこのブログで花の同定を間違えて「赤ズキン」さま、いや「赤ワイン」さまからご指摘いただいた2種の花が、路傍に開いていたので、改めて訂正かたがたご披露しておくこととした。

Dscn3114 私がタマアジサイと紹介し、Oさんから葉の形が変わっている、とのご指摘があり、赤ワインさんから「ギンバイソウ」との間違いの訂正をいただいたもの。

Dscn3122 こちらが開花したギンバイソウ ~花(包)の形もタマアジサイとは明らかに違うな~。

Dscn3119 こちらがほんもののタマアジサイ・・・と思うが・・・
また間違っていたらどうしよう・・・。
赤ワインさま、お墨付きをいただければありがたいのですが・・・

Dscn3118 これまた奇妙な葉 ~ギンバイソウのような葉の切れ目から葉が伸びてきている。
げに、動植物の世界には摩訶不思議というしかないような珍妙な生態現象がある。
いずれ何らかの意味はあるのだろうが、このような人心を惑わすようなことは控えて欲しいな、と思う。

Dscn3118_2 三頭山頂 ~平日なのに千客万来のおもむき。
私のようなひとり者は居心地がよろしくない・・・

Dscn3123 中腹の三頭大滝
まだ大気の状態は不安定なようでパラパラしてきた。

話は全然別のことになる。
山岳誌『岳人』の出版元が変わることになった。
11947年、京大のクライマー伊藤洋平の編集で発行され、先行していた『山と渓谷』と異なり、先鋭的な登攀記録重視の路線をとった。
24号から中日新聞社が版元に変わり、以来今日まで、その路線を貫いてきている。

Img114
この号を最後として、次号から「モンベルグループ」が発行人となるのだそうである。
ここでもモンベルか。
ちかごろやたらに元気がいい。
私はこの4月以降、山岳誌の購読を止めた。
重くて嵩張るので保管が重荷になってきた。
2年以上になるバックナンバーは、必要に思えるページだけ切り取り、廃棄してきてほぼその作業は終わった。
~それでも蔵書全体からみれば焼け石に水程度の減量効果しか出ていないが・・・。
そんな宗旨に背いてこの号だけは手元においておこう。
時代を刻んだ一つのクロニクルだから・・・。

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登山」カテゴリの記事

コメント

風花爺さん、こんばんは。

「岳人」私は岩はやらないので、あまり買ったことはないのですが
(山スキーの特集の時だけ立ち読みです^^;)
モンベルグループからの発行になるんですか!
最近、モンベルがんばってるな~と、風花爺さんと同じ思いです。
雑誌も溜まって大変。
近頃は山の雑誌もいろいろと増えましたね。

三頭山、初めて聞きました。
平日でもハイカーがいっぱいとは人気の山なんですね~

投稿: rommy | 2014年7月23日 (水) 21時04分

rommyさま
コメントありがとうございます。
登山関係の雑誌というとひと頃までは『山と広告・・・イヤ失礼、
山と渓谷』と『岳人』が双璧で『新ハイキング』が独自の地位を保っていましたね。
それが昨今、書店には『peaks』そのほか、私には馴染みのない雑誌が随分並んでいますね。
とにかく山の雑誌は大判で、グラビアが多いので重くて、溜まると始末に困ってしまいます。
モンベルは純国産メーカーのせいか同じようなアイテムで比べると外国製品より1~2割くらいの割安感があって、それがシェアーを延ばしている理由ではないでしょうか。
三頭山は奥多摩エリアにあって首都圏では定番の山です。
標高差が500mほどなのでファミリーにも人気です。
rommyさんのホームグランドはどこになるのですか?

投稿: 風花爺さん | 2014年7月23日 (水) 21時40分

三頭山は何回か行きました。
新潟からも行きやすい、易しい山ですね。
少し話しはそれますが。
21日に霧ケ峰へ行きました。
「ころぼっくるひゅって」に立ち寄りました。
ランチを頂き、貴峰さんは忙しそうでしたが、私が持参した本のサインを見て頂きました。
「間違いなく親父のサイン」だと言うことで朱印を押して頂きました。
真新しい本で、ネットで、ネットで購入したのですが、多分、家族の方が処分されたのでしょうか?
ヒュッテ内部には手塚氏の写真や記事が貼ってありました。
人の喧騒が終わった頃、9月に泊まりに行って、手塚氏の話を聞きたいと思っています。
「山小屋に生きる」を読み終えました。
最後は涙が出そうになるくらいジ~~ンとしました。
これから一冊ずつ読んでいきます。
すみません、長々と。

投稿: noritan | 2014年7月24日 (木) 03時26分

noritanさま
新潟から奥多摩の山にいらっしゃるのですか・・・
遠路をありがとうございます ~などとお礼を言うような立場にいるわけではありませんが・・・。
私は赤城の山荘を起点にする時は、中越、上越の山にお邪魔しますが、下越となるとやや遠くに感じてしまいます。
残雪期の新潟の山は手強いですが、低山なのに、東京近郊の山では得られない満足感を持ち帰れますね。
手塚さんはおよそ15冊前後の著作を遺されました。
躍動とか華麗などという言葉とはおよそ無縁の、静かに沈潜する文体で、しみじみとした読後感が残りますね。
『山小屋に生きる』のP76~77にかけて串田孫一さんとの往復書簡「又(原文はまた)、あの風の音を」について書いていますね。
ここで手塚さんが掲載された『山と高原』について「手許には見当たらないが・・・」と書いています。
私はこれを読んで、国会図書館で『山と高原』のフィルム化されたバックナンバーからこの記事を探しだし、コピーしたものを手塚さんに送りました。
それがご縁で細々としたお付き合いが続きました。
秋が深まったころの霧ケ峰の雰囲気は素敵です。
守門岳には似た雰囲気があるように思いますが・・・。

投稿: 風花爺さん | 2014年7月24日 (木) 06時29分

ご丁寧な訂正はさすが風花さんと感心致しました。
私ならたぶん知らぬ顔の半兵衛でやり過ごします。
タマアジサイ、清楚ですね。
”またまちがったらどうしよう”
には思わずうふふ。。。♪
間違わない人なんていませんし、人としてそのほうが魅力的です。

投稿: おキヨ | 2014年7月24日 (木) 13時23分

おキヨ様
私もこれらの花に再会することがなかったらやはり半兵衛を決め込んでいただろうと思います。
入った山にこれしか咲いていなかったのが運の尽きでした。
♪赤く咲く花 白い花
          この世に咲く花 かずかずあれど・・・♪
お千代さんの歌の通り、世に咲く花の数は多すぎて、よほど性根を据えてかからないと、正確な同定などできるものではありません。
覚え込むことに必要な能力がすっかり低下した今、これからも間違え続けることでしょう。
おキヨさんのおっしゃるようにその分、人としての魅力が増すのであればむしろそのほうがよさそうですね。

投稿: 風花爺さん | 2014年7月24日 (木) 17時58分

風花さん 、こんにちは

モンベルやありますね!会員になって5年程ですが、地元には店舗が無く、様々な不満を抱きながら結局はザック、シュラフからアウターまでモンベル。最近のモンベル製品は価格も安くなり購入し易くなりました。

投稿: 岳 | 2014年7月27日 (日) 09時23分

岳様
昨日、徳本峠から一緒に下山した方の話です。
東京から山形の天童市に3年前に転居した方なんですが、山用品の店が地方には無いのですが、モンベルは出店しているのだそうです。
モンベル躍進の秘密がここにあるのでしょうか。
割安感があるので、私も利用しますが、ウエアーはそこそこだと思いますが、ザックとか靴とかの重要なアイテムが弱いような気がしています。
なのに私は使用感は明らかに劣るのですが、着脱の便利さに負けて、モンベルのリール式の靴を専ら履いています。

投稿: 風花爺さん | 2014年7月27日 (日) 14時21分

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