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細尾峠から日光・茶ノ木平へ

2014年6月27日(金)

雑草が席巻し、名実ともに草庵と化している山荘の庭に、果敢にも孤軍奮闘で、無駄にも思える抵抗をしているのがムシトリナデシコ

Dscn3077 ヨーロッパからの帰化植物であるが、今の時期、路傍や人家の庭先に群落を見るのは珍しくない。
山荘の庭にもいつのことからなのか、群れをなして咲くようになった。
面白いのは群落を形成する位置が毎年変わる。
無数の種が散る位置が何かの理由で変わるせいなのだろう。

        

Dscn3079 小さな花だが、アップにして見ると、私の好きな高山の花「タカネビランジ」に似ていて可憐である。

このブログの主題は山歩きにしているが、この時期、ネタが途切れがちになり、更新に苦労する。
これは山ブロガー共通の悩みであろう。

そんな折の、苦し紛れみたいな一篇が昨日(26日)の「細尾峠から日光・茶ノ木平」のプロムナードである。
このコースは春のヤシオツツジ開花期か、秋の紅葉時期がベストシーズン、という分かっているつもりである。
にもかかわらず、降られても仕方ない覚悟の上での、適当な行き先が他に思い浮かばないための選択になった。

オンシーズンなら路側駐車の車で一杯になる「細尾峠」もひっそり。

Dscn3071

峠に来るまでの渡良瀬川を遡る道中は素晴らしい五月晴れ(梅雨時の晴れ間だから、今使っても間違いない?)だったのに、いつしかガスが舞い始まっている。

歩き始めると山道はヤシオツツジの間を縫うように続いている。

Dscn3076 篭石~四角な巨石が数個固まっている。
怖そうな石像

右手をポケットに入れて何かを取り出そうとしている。
まさか・・・凶器なんかじゃないですよネ・・・。

Dscn3075 明智平への下降路の分岐。

Dscn3072 丈の低い笹が覆う茶ノ木平の一角。

Dscn3073 青空と雨雲が目まぐるしく入れ替わる。

広くて、どこが中心なのか分からない茶ノ木平の一角に、かつて中禅寺湖畔から登っていたケーブルカーの痕跡がどこかにあるはずだ。
50年前の、会社の慰安旅行でそこから大きな展望を楽しんでいる。
しかし、それを見つけることはできなかった。

ヘソ~つまり中心が判然としない茶ノ木平の笹原の中で、コンクリート製のテーブルとベンチを見つけここで昼食。
暑い時期の昼飯はコンビニのザル蕎麦かソーメンが私にはお気に入り。
店で食べるものと比べること自体がナンセンスかもしれないが、食べやすくて重宝している。
量が少なくて、満腹感を得られないのが玉にキズか。

いつ降り出すのか分からない雲の慌しい動に追われるように細尾峠に戻った。

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コメント

風花さん 、こんにちは

このムシトリナデシコは、身近に凄く増えました。群生する一が変わるとは知りませんでしたが、ヤナギランは風によるのでしょうか?毎年かなり移動します。昨夜は久しぶりの雨、山が厚い雲にすっぽり覆われていると、戦意喪失です。

投稿: | 2014年6月29日 (日) 08時37分

岳様
ムシトリナデシコが人目に付きようになったのはいつごろからなんでしょうか?
そんなに古いことではないような気がしますが・・・。
私が知ったのは10年少し前、小淵沢の「花パークフィオーレ小淵沢」でした。
苑の外で濃いピンクのジュ―タンを敷いていたので、係りの人に聞いてその名前を知りました。
間違っているかも知れませんがヤナギランは風媒花ではないでしょうか。
タンポポ同様冠毛が風で飛ばされ生息地をひろげるのでしょうね。
関東は本気の梅雨空で、動きを封じられています。
上高地へ行きたいのですがこんな空模様なので動けません。

投稿: 風花爺さん | 2014年6月29日 (日) 09時37分

日光では予報と別の天気になる場合がありますね。目まぐるしく変化するのが特徴なのでしょうか。
帰化動植物の繁殖は問題になってますが、こうしてみると可憐な花ですね。

この度の私の一番の関心は石仏です。今まで私が見たどの石仏よりも特異ですね。アート?中国伝来?
いつ頃の時代のものでしょうね。。。

投稿: おキヨ | 2014年6月29日 (日) 11時56分

おコヨ様
歩いたコースは「禅頂行者道」と呼ばれる古い修験道の一部になります。
平安時代に日光を開山した勝道上人の教えを学ぶ修験者が、足尾から地蔵岳~細尾峠、明智平をへて日光を結ぶ山岳地帯を行き交った古道だそうです。
従って道祖神、石仏などはたくさんありそうですが、案外少ないですね。
写真のものはいかにも古そうです。
文字らしいものは見かけなかったので年代は特定できそうにありません。
こうしたものを祀る人は敬虔な思念をこめてそこに設けたのでしょうが、長い歳月に風化され、今は沈黙のうちにヒッソリと佇んでいますね。

投稿: 風花爺さん | 2014年6月29日 (日) 12時35分

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