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谷川岳へ~これが残雪期最後になるか

2014年4月3日

山荘暮らしを始めてから毎年のように3~4月の残雪期の谷川岳に登っていた。
それが、気がついたらこの2シーズンはブランクになっている。
このままズルズルいけば2度と登ることはできなくなってしまうであろう。
年齢に負けるのはシャクだが、今のうちにもう一度登っておかなくては・・・。

ということで出かけたこの日、4月1日は消費税の増税などにより諸事物入りとなる入り口の日になった。
谷川周辺に向かう時の高速料金が、通勤割引の廃止で倍額に近くなった。
ガソリンはレギュラーでなんと167円の表示にギョッ!
RWにはしっかり消費税分が上乗せしてある。
大多数の庶民にとって、いよいよ茹で上げられる蛙化される時代の始まりになりそうだ

Dscn2673 水上IC付近からの谷川岳~いつものように、二つの耳の左・トマの耳から正面に向けて「く」の字を描いて下がる尾根・天神尾根を登る。

Dscn2675 RW山頂駅から見上げる谷川岳~ここから田尻尾根に向けていきなりの急登が最初の関門になる。
Dscn2676 田尻尾根に乗り上げて振り返ると尾瀬の至仏山。左端には平ヶ岳

Dscn2679 湯檜曽川を挟んで谷川岳と対峙する白毛門~笠~朝日

Dscn2678 谷川南面の幕岩と小出俣山へ続く俎嵓山稜。

Dscn2683 雪稜を行く

Dscn2686 先行する人影

Dscn2688 わずかなカンバの木

Dscn2687 平ヶ岳(左)と尾瀬・至仏山(中央)

Dscn2712 孤高のカンバの木 ~その下部は西黒沢

Dscn2689 白一色のキャンパスに染みのような人影。

Dscn2692 左奥の日光白根と上州武尊(ほたか)

Dscn2693 山頂南東に広がる「肩の大雪田」

Dscn2695 小さくなったエビの尻尾をつけた道標。

Dscn2696 いいかげんヨレてトマの耳到着。
これまでは2:30程を要していたが、本日は2:45 ~脚力の低下は隠しようがない。
オキの耳との間に突きあげる「マチガ沢」の雪の壁。
稜線へ乗り上げる最後の斜面の急なこと ~そこを何度か登った若い日の自分が他人のように思える。

Dscn2698後駒(左端)、平ヶ岳(中央)、燧ケ岳、至仏山(右)と、この一枚に、深田百名山が4座ある。

Dscn2705 こちらは苗場山~これも深田百名山

Dscn2703 上州武尊岳と左奥に日光白根 ~いずれも百名山
この他に浅間、四阿山、赤城山、皇海山、男体山、巻機山なども合わせ何と深田百名山が13座も見える、贅沢極まりない展望である。

Dscn2707 このところの雪山歩きで顔がコンガリと焼けていて・・・

Dscn2711 西へ延びる上越国境稜線と無人の「肩の小屋」

さあ、靴の底にさまざまに変化する残雪の感触を受け止めながらユックリ下ろう。

田尻尾根まで戻ってきて、振り返りさっきまでいた谷川岳の山頂を見上げた。
ここからこうして見上げるのもこれが最後になるかもしれない。
幾つになっても未知のものに出会いたいという気持ちは失いたくない。
そうは思っても、こうして一つずつ心の中で別れを告げていくものがふえていく。
それが老いの道だから・・・。

Dscn2714 帰りの道すがら土合駅近くの合同慰霊碑に寄り、手を合わせた。

ここには谷川岳に眠る800人に近い遭難者の霊が祀られている。
自分もその一人になったかも知れない50年前の西黒沢・ザンゲ沢での恐怖心が一瞬よみがえった。

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コメント

いやいやお見事な健脚!
時々弱音のようなことを書かれていますが、その裏に闘志のようなお気持ちを感じます。
画像のお姿がそれを物語っています!
素晴らしい。。。

一番上の画像は私の行ける範囲としてスケッチにいいかもしれません。
お天気を観て水上方面に出かけたいと思います♪

投稿: おキヨ | 2014年4月 3日 (木) 14時21分

おキヨ様
このごろはどこの山に登っても、後続者に抜かれるばかりです。
別に競争しに行っているわけではないので、そうであっても全然かまわないのですが・・・。
ただ、もう少しやれるのではないか、という思いと、そろそろ引け際かなという気持ちの狭間で揺れるものですから、弱気と安堵感の間を行ったり来たりするわけです。
そんな気持ちを引きずりながらの山歩きが当分続くだろうと思っています。

谷川岳は関越道では赤城高原SA~上牧あたり~水上ICを出て、湯檜曽温泉までの間くらいに展望スポットがあると思います。

投稿: 風花爺さん | 2014年4月 3日 (木) 17時03分

風花さん 、こんばんは

増税は容赦なく、年金なども同様に増減やりたい放題ですね。議員削減などまったく触れる事無く…
いやぁ~驚きでした! 暦の上では春とは言え、この時期に
谷川岳とは恐れ入りました。こちらからはアプローチが長いので、至仏山などはバスツアーで行きましたが、中々腰が上がりません。しかし素晴らしいです!

投稿: | 2014年4月 4日 (金) 19時42分

岳様
3月中旬くらいから4月いっぱいくらいの間で、好天の日の天神尾根の往復でしたら、一番楽に谷川岳に登れる方法だと思っています。
なので、老兵の私でもなんとかなるのです。
北アとは絶対標高値が違いますから、日帰りで山頂往復が可能なんですね。

今日、昭文社の「山と高原地図」の2014年版を買ったところついに前年比100円アップで千円になりました。
一つ一つの値上げ額は少額ですが、トータルしたら侮れない数値になるのではないでしょうか。
今の政権は日銀の掲げるインフレターゲット2%を達成することを至上命題にしていますから、本音では多くの国民の悲鳴には耳を貸さないのだろうと思います。

投稿: 風花爺さん | 2014年4月 4日 (金) 20時10分

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