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春の始まり~丹沢の低山「高取山」を歩く

2014年3月14日

先日25人という大勢で小田急沿線の「渋沢丘陵」を歩いた。
その折、秦野駅を挟んで、以前歩いた弘法山が大山に向かって高度を上げていく途中にある「高取山」に目がいき、まだ歩いていないので次はここと決めておいた。
帰宅してから下調べをしているうちに、宮ケ瀬湖の東岸にもう一つの「高取山」705mがあることを思い出した。
1年ほど前に向かったのだが、その時は突然の天候急変で断念している。
展望も良い、ということなので雪のあるうちに眺めておこうとこっちに鞍替えした。
11日(火)はこの冬一番くらいの寒さで大気がキーンと張りつめ、山を眺めるには絶好の条件だったが、これを活かせずに一日遅れの12日に歩くこととした。
この清明な大気は11日限りだろう・・・という懸念を残しながら・・・。

本厚木から宮ケ瀬へのバスが「土山峠」越えにかかると未練気に汚れた雪が日陰斜面には残っていて、大雪の名残をとどめている。

Dscn25541 仏果山登山口から宮ケ瀬湖越しに見る「大山」
心配が当たり、水蒸気をタップリ含んだ南風のため、気温は上がったが大気はすっかり靄っぽくなってしまった。

Dscn2555 雪で倒壊した登山ポスト ~トラロープで立木に結わえ辛うじて斜め立ちしているが・・・・
ヒルに注意!という警告もあるが、さすがにこの時期はヒルの心配は無用である。

Dscn2556 宮ケ瀬越 ~かつてはこの峠の北側の「半原」で栄えていた撚糸工場に通う宮ケ瀬の女工たちも越えた峠である。

Dscn2558 目と鼻の先にチンマリと高取山 ~北斜面には雪が薄く残っている。

Dscn2561 高取山頂から北へ下る斜面。

Dscn2560 高取山頂 ~標高差400m。1時間15分ほどのショートコースである。

Dscn2563 山頂からのパノラマ ~かえすがえすも水っぽい大気が残念。
宮ケ瀬湖の対岸の左が大山。
手前に立ちはだかる三角の本間ノ頭の右奥に「蛭ヶ岳」 左奥に「不動の峰」と「丹沢山」
このアングルからは初めて見る丹沢の盟主「蛭ヶ岳」 ~もっと鮮明であったらな・・・・。

~と、記憶通りに書いたのだが、記録を当たったら2007年に隣の「仏果山」の展望台から同じ展望を得ているのである。
どうやら記憶消去機能が働いてしまったらしい。

Dscn2566 蛭ヶ岳方向のアップ

Dscn2568 雪の斜面の向こうに「仏果山」

Dscn2570
こんな名残り雪を踏んで下って行けばほどなく土の道を歩くようになり、梅が開き始めた里に下り、軽い山踏みは終わる。
やたらに寒かったこの冬だが、季節は確実にめぐってくる。

Ooin
足元には、春になればどこでも一番に開く野草が咲いている。
綺麗な青色4弁の小さな花にはおよそふさわしくないへんてこりんな和名がついている。
別名には「瑠璃唐草」とか「星の瞳」などという、この可憐な花によく似合う素敵な名前が付けられている、というのに・・・。
この愛らしい春一番の使者を、私はそれにふさわしい名で呼ぼうと思う。

 

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コメント

高取山眺望の素晴らしさ、緩んだ天候が返す返すも惜しい、
というお気持ち判ります。

イヌ・・・いえ、あの春一番にお目見えする可憐な花がもう咲いているのですね!
春間近か・・・今年ほど春が待ち遠しく感じられることはなく、夫はいまだ軽井沢方面に行くのもビビっています。

投稿: おキヨ | 2014年3月14日 (金) 12時16分

おキヨ様
高取山がこれだけの展望台であったことは予想外で、なんとなく得した気分です。
空気が湿っぽくなってしまったことが返す返すも残念です。
チャンスは前髪を掴み損ねると、悔やんでも悔やみきれない結果になることは経験的に学習しているのですが。
どうも、私の前髪が無くなったころからこんなことが多くなったようです。
あの花~実の形から植物学者が和名をつけたらしいのですが、何で普通のやり方で花の色や形から命名しなかったのでしょうか?
もっとも名前が何であれ花が変わるわけでもないですから、気をつかうこともないですが・・・。

投稿: 風花爺さん | 2014年3月14日 (金) 15時36分

風花さん 、こんにちは

大雪だったとは言え、残雪の多さには驚きですね。来週からは一気に春に向かいそうなので、雪山も最後でしょうか?いや、赤城山がありましたね。ホトケノザも同様ですが、春の花は色と言い、その形も可憐で楽しませてくれますね。昨年は近くにイチリンソウやユキワリソウのある場所を教えていただいたので、開花が楽しみです。

投稿: | 2014年3月15日 (土) 16時58分

岳様
東京近郊の山はさすがの大雪も急速に消滅しています。
これが赤城山くらいの標高になると雪解けはもう少し先になるでしょうね。
今日も赤城の一角を歩いたのですが、雪面が固く締まり、アイゼンの効きがすこぶる良くて、ベストコンディションでした。
山の花の開花は遅れるのではないでしょうか。
わが山荘でも例年ならもうスノードロップが純白の花をうつむいて開いているのですが、今年は未だ20cmほどの雪の下です。
それでもどうやらいよいよ春寒から抜け出しそうなので、スプリング・エフェメラルの饗宴がまじかでしょう。
信州の春は一段と素敵です。

投稿: 風花爺さん | 2014年3月15日 (土) 20時09分

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