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新入り家族を紹介します

2014年3月11日

今、その成り行きにとても気が揉めていることがある。
新しい万能細胞の研究論文を発表した才媛・小保方晴子さんの「STAP細胞}のことである。
一夜にして生命科学分野でのシンデレラとして華々しく脚光を浴びたのはつい先日のことであった。
そそっかしい私など近い将来のノーベル賞受賞にまで飛んでしまった。
その論文にいろいろな疑義が生じ、明快な説明ができないまま、ついに論文の取り下げにまで発展しそうである。
例の和製ベートーヴェン氏の仕業とは別種のこととは思えるが、日本にとっての折角の人材が痛手を負うことにならないことを祈るや切。

そしてあの日から3年の歳月が流れた。
物心、両面にわたり甚大な被害をこうむった方々には、はかばかしく進まない復興への足取りには、もどかしいなどの言葉では尽くせない思いがあるのであろう。
片や、アベノミクスで手持ちの株が上がっただの、東京五輪などで浮かれている塊があって、明と暗がクッキリと分かれてしまっている。

さて、先月から我が家に新入りがやってきた。

 Dscn2553
犬の「タッフィー」(メス)である。
ビション・フリーゼ(愛くるしい巻き毛、の意)という種類で、フランス原産種らしい。
次女が暮らしていたアメリカで生まれて育ち、帰国した。
いわば帰国子女で、もちろんバイリンガル犬である。
したがって”シッダウン”と言っても”お座り”と言ってもチャンと理解できる。
・・・ほんとのところは餌が欲しくてそうするだけでしょうが・・・多分。

孫娘がアメリカとホンコンに巣だっていき、残る家族は犬を飼えない集合住宅に引っ越しすることとなり、行き場がなくなった哀れな犬をやむなく私宅で引き取る仕儀となった。

Dscn2552
ネット上に見るビション・フリーゼはその名に背かない実に愛らしい姿で紹介されているが、わがタッフィー嬢?はかなりバッチイ・・・

Img_2825 ~こちらはネットで見つけた同種~人形みたいに愛らしく、どう贔屓めに見てもタッフィは大分水をあけられている。
もう30年近く昔のこととなるが、わが家でもプードルを飼っていた。
癌にかかり手の施しようがないまでに症状が進んでいて、いよいよ最後のとき病院へ預けて帰ろうとした時の彼女のすがり付くような悲痛な目が今でも忘れられず、こんな悲しい思いをするのなら2度と犬は飼うまいと決めた。

また、犬は飼うのに手間暇がかかり老夫妻にはお荷物となりかねない。
私宅には猫は途切れずに同居しているが、わが道をいく猫はたいていのことは自分でやれるのであまり負担感はない。
今わが家に長年君臨している猫の「さくら」は「猬(けんと入力したいのだが正しいけんがIMEパッドを使っても出ない。従ってこのけんの字は正しくない・・・)介孤高(けんかいここう)の典型で、新しい仲間を受け入れる寛容さには間違いなく欠けている。
果たして共存共栄といくかどうか心配でもあった。

それやこれやで犬の引きとりからは逃げたかったが、諸般の事情で最後にには「ウン」というしかなかった。
家族の一員になってみればもともと人になつく種類だから直ぐに適応した 。
しかし「さくら」のほうは心配した通り新入りを迎え入れる気がなく、シカトするだけならまだしも、これまで家内の寵愛を一身に受けていたのに、状況が激変したため小さな自分の居場所に引きこもり状態になってしまった。

私も、連れ合いも、さくらもともに立派な後期高齢者であるが、新入りのタッフィーも齢80歳には達しているらしい。
この先、誰が誰の面倒をみることになるのか、老々介護は確かであるが、まことにややこしい家族構成になってきたものである。

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コメント

本当に東北の復興ははかばかしくありませんね。
被害を被った方々のこの3年を思うと胸が詰まる思いです。
東北の現状をまず第一に考えるべきだと思うのに政治を掌る人たちはそうは思はないのでしょうか。。。

さて、愛らしいご家族が増えましたね。いかなる理由でお引き受けになったにしても、動物の愛らしさには心を奪われてしまいます。生き甲斐になること請け合いですね^^命は愛おしいものです。

猫ちゃんを飼われていらしたこと初めて知りました。
さくらちゃんが、新しい家族を受け入れるまでは時間がかかるでしょうね。愛情を2分されるのは嫌ですものね^^

今日はこちらの都合でとうとう日を跨いだコメントになってなってしまい、失礼いたしました。

投稿: おキヨ | 2014年3月12日 (水) 00時16分

風花さん 、こんにちは

光陰矢のごとしとは言いますが、震災からもう3年。本県にも1千人を超える方がたが避難されていらっしゃいます。ご承知の通り松本市の市長は医師で、チェルノブイリに長期間滞在し、甲状腺がんの手術などを行っています。その為か、松本市に多くの方々がいます。ペットは可愛いですが、息子が結婚する時に東京から新幹線で連れて来た猫、無くなって13年も経ちますが未だ引きずっています。


投稿: | 2014年3月12日 (水) 16時43分

おキヨ様
私自信はペット愛玩趣味はほとんどないのですが、家族がとりわけ猫好きで、いっときは3~4匹の猫がチョロチョロしていました。
よく言われることですが猫と犬は実に対照的です。
猫は独立心が強く、人に媚びず、功利にも聡いところがあります。
犬は依存心が強く、その分忠誠心に篤いですね。
たいてい飼い主より早世ですから愛着しているほどその時が辛くなります。
家族を失ったのと同様に嘆き悲しむことになります。
中にはお墓や位牌をつくる向きもあるそうですが、ここまでいくとどうかなとは思います。

投稿: 風花爺さん | 2014年3月12日 (水) 18時05分

岳様
自信と津波災害の復興の歩みは牛歩のごとしですね。
それにも増して原発事故の方は先の見えない手探り状態が延々と続いています。
一旦事故が起きた時の原発は人間ではほとんど制御不能なしろものです。
またその廃棄物の処理についても見通し不明です。
一方、地球温暖化や高コストで化石燃料頼みにも問題があります。
実に悩ましい問題です。
犬は死別する時が肉親の場合と同様に辛いものです。
その点猫はどこか人目につかないところでヒッソリと息を引き取ることが多いので少し救われますね。

投稿: 風花爺さん | 2014年3月12日 (水) 18時18分

風花さま~ 今晩は。

新しく家族が増えたのですネ
お世話するのも中々、慣れるまでは大変だろうと推察します。

我家で飼っているサラも今年で早や12才、
山には140回近く一緒に登り、元気に過ごしていますが
生あるもの、いつか悲しき別れが待っています。

その時がきたときは自分は耐えられるかどうかは
全くわかりませんが今は元気な内に沢山の楽しき思い出を
つくっておきたく願っています。


投稿: かおり | 2014年3月16日 (日) 23時24分

かおり様
サラちゃんはかおりさんにとって山歩きの盟友でもあり、かけがえのない分身ですね。
140回も山行をともにしているなんて素晴らしいことです。
この数字を「サラ」に、「サラ」に積み上げていってください。
それに比べわが家の新入りはメタボ体形で、体を動かすことがとても苦手です。
散歩もあまり好きでないようです。
とにかく一日のほとんどを横になって過ごしているのです。
こんなんで人生、いや犬生ですか、楽しいのでしょうかね。
ともあれ望んだことではないのですが、これからの生活のアクセントとして可愛がっていきます。

投稿: 風花爺さん | 2014年3月17日 (月) 06時23分

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