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鳥居峠から四阿山 ~51年ぶりに

2013年9月28日

四阿山には複数のコースから何度も登っているが、このコースは51年前、まだ登山道が開かれていなかった四阿山以北の県境稜線を歩いてみようとして訪れたが、以来、もう一度歩いてみようとは露ほども考えていなかった。
ところが、情報で鳥居峠から北へ入る林道が3km部分だけ開放されたことを知った。
これだと往復で2時間ほど短縮されるし、標高差も800m足らずとなる。
昔の記憶を辿るにしてはすっかり風化しているので、比べようはないが、変化の一端でも知りたいと出掛けたのが27日。
大きな移動性高気圧に覆われるこの日は、狙い済ましての山日和となった。

Static 今日の行程 ~後半GPS記録を忘れ、●でルート表示

Dscn1726  生産日本一、嬬恋村のキャベツ畑のはてに優美な裾を引く四阿山 2354m。

Dscn1752 鳥居峠から北へ分岐する林道 ~11月上旬未で開放。
登山ポストも用意されている。
ゲートから3km ~後半は荒れた路面になるが乗用車でもOK。

Dscn1727 林道終点の広場。WCあり。協力金200円投入。
左右2本あるルートの「上州古道」を歩くこととして右へ入る。

Dscn1729 樹林帯は直ぐに終わり、明るい草原になる。正面が華童子宮跡。

Dscn1735_2 山は秋の装いに急ぎ足。

Dscn1736 あちらも秋

Dscn1737 こちらも秋

Dscn1738 鹿島槍の左奥に剣岳が肩をいからせている。

Dscn1739 シンドイがこいつを超えないと四阿山には近づけない。

Dscn1740 一山越えて四阿山が目の前に・・・
とはいえ、ヘタレ足にはとんでもなく高く、遠い。

Dscn1741 振り返ると東・西篭ノ登山の間にお富士さんまでがご機嫌うかがい。

Dscn1742 浅間連峰 ~左端の浅間から右端の烏帽子岳まで。

Dscn1744 ようやく山頂まで200m

Dscn1745 上州(群馬県)を向いた祠。
この先に信州を向いた祠があり、そこが山頂。

私は上州生まれなもんで、大方の登山者が素通りしてしまうこっちに肩入れしてしまいます・・・どうしても・・・。

Dscn1748 山頂までの標高差約800m ~疲れました。

Dscn1746 榛名山群 ~小さいが山の数は赤城をしのいでいる。

Dscn1747 山なみ三重連 ~手前に湯の丸と烏帽子岳
その奥が八ヶ岳連峰。さらに奥に南アの仙丈、甲斐駒、北岳。

Dscn1749 北北西には頚城の妙高、火打、焼山。
写真は入れてないがこのほかにも槍・穂、乗鞍、御岳、中アなどなど見えない山はもぐりだ!といいたくなるほどの、有名・無名の山々の揃い踏み。

帰路はかつて歩いた「的岩」コースを下り、終いには重い足を引きずりながらの情けない行程になった。
ヒタヒタと忍び寄る影 ~それは誰にも逃れる術のないもの・・・

あと一月もすれば高峰たちは白く装い始めるであろう。
秋の入り口はそんな期待でワクワクさせられる時期である。

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登山」カテゴリの記事

コメント

ご無沙汰いたしておりました。
早々と秋の気配・・・紅葉を感じさせて頂きました。
風花さんは、どんなところから山の魅力にとりつかれたのですか??

投稿: アメリカンブルー | 2013年9月29日 (日) 00時06分

アメリカンブルー様
日本ははっきりした四季があり、山歩きはそれぞれの季節にあった楽しみがあり”日本人で良かった!”と思えるゆえんですね。
特に木々の芽が萌えだす春と、山が絢爛と装う秋は言葉にできない素晴らしさがあります。

山に魅入られた理由(ワケ)ですか?
私ばかりでなく大方の山好きがこの種の質問には上手く答えられないのではないでしょうか。
いろいろな答えがありますが、そのどれもシックリきません。
心のありようのことなので、論理的に説明できないのでしょうね。
山道を歩きながら”オレはなんでこんなことをしているんだ?”
などと自問自答することもたまにはありますが、単細胞の私には自分に対しロクな説明もできません。
これからもシンプルに四季の山歩きを、できるだけ長く楽しむことにします。

投稿: 風花爺さん | 2013年9月29日 (日) 06時21分

風花さん 、こんにちは

四阿山に鳥居峠から行かれましたか!
鳥居峠コースと、あずまや高原ホテルからのコースはタフと聞きます。菅平牧場からでも4.8キロほどありますので、先日は久々の山歩きと言う事もあり、しっかり足に来ました。深田久弥は愛する人と同行したと言いますが、女性は強いですね。


投稿: | 2013年9月29日 (日) 16時35分

岳様
鳥居峠コースは書きましたように鳥居峠から車で3km奥に入れるので、私でも何とか射程距離に収められるようになりました。
この地点は標高1590mで、偶然ですが菅平牧場のスタート地点と同じです。
なので、アルバイトとしてはほぼ同レベルと思います。
私のようにピークアウトしたのと違い、岳さんは足さえ万全に恢復すればまだまだたくさんの山に登れるでしょう。
羨ましいです。
深田久弥の愛する人とは2番目の奥さんになる中村しげ子さんのことだと思います。
しげ子夫人とは雨飾山にも婚前登山をしていますね。
この時、糸魚川方向からは双耳峰に見える雨飾山を「左の耳は僕の耳 右ははしけやし君の耳」と即興で詠んでみせたそうです。
文士はこうした殺し文句が咄嗟にでるのですね。
あやかりたい・・・。

投稿: 風花爺さん | 2013年9月29日 (日) 20時30分

この日同じ頃に上った榛名山〔13oo m〕と比較して秋色が如実ですね。。。
ご苦労をして登られた四阿山山頂の風景ワクワクしながら拝見しました♪
名だたる名山が一挙にご自分のものになる気持ちがいたしませんか?
これだから山登りは止められない。。。お気持ち判ります。

それにしてもこの日は絶好の登山日和でしたね。。。

投稿: おキヨ | 2013年9月30日 (月) 12時23分

おキヨ様
私は12時少し過ぎには下山にかかりましたから、おキヨさんが榛名富士に立った時とはタイムラグがあったと思います。
したがって残念ながらおキヨさんとはアイコンタクトはとれなかったですね。
私がこの日歩き始めて地点の標高が約1600mなので、それだけですでに榛名山の一番高いところより高いのです。
それから2350m位の四阿山まで登るのですから、榛名より秋に向かっての季節の進み具合はかなり早いですね。
北海道の山は紅葉最盛期でしょうが、これからの日本列島は緯度と標高の相関関係で2ヶ月ほどはどこかで紅葉が楽しめますね。
私もこの秋はこれまで以上に大切に送りたいと思っています。
一期一会・・・そんな気持ちでしょうか。

投稿: 風花爺さん | 2013年9月30日 (月) 16時28分

見事な秋彩と層々たる山なみの展望
素晴らしき山日和に恵まれての秋山歩き、さすが山国信州、いやはや羨ましい限りどす~。

四阿山は17年前、10月の連休に菅平から登っています。
風花さま同様、秋色に染まる中、山仲間と歩いた記憶が
懐かしく蘇ります。

この時は紅葉に染まる志賀高原から白根火山経て、本白根山に登り、菅平高原1泊
2日目は四阿山登頂し小諸のペンション宿泊
3日目は高峰高原より黒斑山に登り、帰京しました。

鹿島槍や八ヶ岳、南アルプスの素晴らしき展望を眺めていると
今度の連休に四阿山に久々登ってみょうかと
そんな気を起こさせるワクワク感を味あわせて頂きました。

投稿: かおり | 2013年10月 2日 (水) 20時15分

かおり様
日本の自然は四季ごとの情景を表現してくれますが、秋になると”秋が一番!”と思ってしまいますね。
高山から紅葉は下り始め(1日でおおよそ100m下るそうですが・・・)京都が絢爛の錦を織るころ11月末まで楽しめるのが嬉しい限りです。
かおりさんくらいの脚力があれば、私ももっと多彩な山行報告がお届けできるのでしょうが、気ばかり逸って体がついていけません。

それにしてもかおりさんが昔歩いた3日間の信州の山旅の例ではないですが、関東圏にはB級の良い山がたくさんあって、つくずく恵まれていると思います。
10月になっても空模様がパッとしないのがシャクですが、お天気が相手では文句のつけようがありません。

アルプスが白く装う時期をジックリ待ちましょう。

投稿: 風花爺さん | 2013年10月 2日 (水) 20時41分

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