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台風18号の置き土産

013年9月18日

昨日(17日)は文字通りの「台風一過」の日本晴れとなった。
水不足も一気に解消したことだから、この先は秋晴れが続いてほしいものである。

16日は帰京を延ばして山荘に身をおき、18号大型台風の成り行きを見守った。
豊橋付近に上陸するかなり前から強風が吹き荒れ、山荘に立つ木々は前夜から嬲られ続けた。

午後になると風も静まり、雨も止んだ。
気がかりだった庭の様子を見ると何となく見通しが良くなっている。
すぐに理由が分かった。
白樺の大きな木が根元から倒れているのだ。

Dscn1649

Dscn1646 根がこんな風に傷んでいる。
いったいに白樺は樹液が甘いせいか虫の好餌となり、根がボロボロで倒れやすい。

Dscn1648 シャラも一本横倒し。

Dscn1645 今、唯一庭に彩を添えているシュウカイドウもこんな有様 ~もう、ヨレヨレです。

「山林に自由存す」  ~国木田独歩を気取って、徳富蘆花の「恒春園」のような雰囲気が醸される庭を願っていたのだが、毎年のようにやってくる台風と、虫害とで折角育ってきた樹木がつぎつぎに被害にあう。
それやこれやで、近頃は樹木たちの存在そのものが疎ましくなり始めている。

この倒木の処理はチェンソーだけの自分の手には余る。
金はかかるがプロに委ねるしかないだろう。
ついでにこの際、この先、災いを招きそうな庭木の始末もしておこうかな・・・

もの入りではあるが、この台風で大きな経済的打撃を受けた被害者に比べたら泣き言など言っていられない。

気になるのはこの秋の紅葉の出来栄えである。
台風が運んでくる南海の潮風と、強風に、繊細な葉を痛めつけられた広葉樹はなかなか綺麗に装うことができない。
色づく前にあらかた赤茶けてしまう。

「山装う」季節を迎えるのにそんな心配をしてしまう。

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コメント

あらら、貴山荘の庭園にまでもしっかりと有難くない置き土産、 えらいことになりました。考えようによってはたしかに〔この程度で助かった〕と思えないこともない今回の台風被害は甚大なものがあります。
昨日八ヶ岳までの道々、群馬、長野大小の川という川の見たことも無いような形相、怖いようでした。南牧村ではせっかく実った稲が川に飲み込まれていたところも。。。ニュースで話題に上らない場所や貴山荘の様な被害を考えると今回の台風の恐ろしさが判りますね。
異常性を増した最近の自然のサイクルに脅威を感じます。

投稿: おキヨ | 2013年9月18日 (水) 14時24分

おキヨ様
この庭はろくな手入れもしないので「庭園」というにはほど遠く、まあ「原野」に近いものです。
倒木が隣家への被害を及ぼさなかったのはせめてもの幸いでした。
18号台風は過去最多の竜巻を発生させたそうで、やはりその猛威ぶりは半端ではなかったですね。
いまや科学分野で世界の先端を走る国日本も、太古の昔からの自然のエネルギーを克服できないのですから、、人間の力がいかに軟弱なものか思い知らされます。
折角の佐久のコスモス街道も無残なことになっていたのでしょうね。

投稿: 風花爺さん | 2013年9月19日 (木) 06時41分

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