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花には逢えなかった平標山

2013年6月1日

谷川連峰の一番西端にある平標山1984mは「花の平標山」と称されている。

早々に梅雨の中休みの快晴が期待される今日(5月31日)花に逢いに日帰りで訪れた。
山荘からR17の走行49kmで、登山口近くの三国小学校(休校中)前に駐車し、仕度にかかる。
~この先200mほど行くと登山者用の駐車場があるが、今は有料になったので、根がセコイ私は只の路側駐車を選択~

Static 今日のトレース~反時計回りで周回した。

サンダルを登山靴に履き替えようとしたら・・・何と、前代未聞の椿事を引き起こしていた。
アリャリャ・・・なんと靴が片×××(ここは2種類ある禁止用語)だ。

似たような靴だったので、よく確かめもせずヒョイと持ち出したためにこんなお粗末な仕儀にあいなってしまった。
セッカチでソソッカシイからこの手のチョンボは日常茶飯事で、死ぬまで直らない性癖である。
~せめて死ぬ時くらいソソッカシク死に損なうことのないように・・・・。

幸いに片方ずつにはなっていたので歩行には支障はないが、これが両方右足(あるいは左足)だったら一歩でも歩き出せない。

Dscn1098 初めての経験~こんなこと何度もやるか?
自分の粗忽さを棚に上げるようだが、ご覧のように色が似ていることがそもそもの間違いのもとで・・・ハイ・・・。

歩き始めは緩い林道をほぼ1時間。

Dscn1100 路傍に咲く野の花・ラショウモンカズラ

Dscn1101 林道終点の登山道分岐になる

Dscn1102  なんとも仲睦まじい双体神~あやかりたいものです。

ここからは急な山道を1時間20分ほどの「平標山乃家」へ。

Dscn1105 ムラサキヤシオツツジ

Dscn1109 苗場山が巨躯を現してきた。

到着した平標小屋は8年前に建て替えているが、外観はそれ以前に泊まったときと変わらないように見えた。
以前と同じように引かれた湧水が惜しげもなく流れている。
女主の言では”塩素を入れてないから保健所から「飲用可」というお墨付きは出ないが、私は40年飲んでるが何でもない”と意に介さない。

小屋から平標山まで1時間ほどの長い木段の登り。

Dscn1108 木段の端にはイワナシが多い。
しかし、期待の花は、早すぎてまだ開花時期を迎えていない。
花の山の本領を発揮するのはもう少し先になるのだろう。

Dscn1114 振り返ると平標小屋が小さくなり、その向こうに大源太山。
小屋からの標高差350mの木段の登りには消耗する。

Dscn1112 谷川連峰最高峰・仙ノ倉山。右にエビス大黒ノ頭。
そして山頂へ。

Dscn1119 後ろの苗場山には残雪がタップリついている。

Dscn1124 谷川連峰・茂倉岳の左奥に「平ヶ岳」?

山頂からは松手山経由の標高差千mの鉄砲下り。

Dscn1126 咲き始めたシャクナゲ

Dscn1128 シラネアオイが一株だけ。
花の山にしては端境期のためさびしかった。
2週間後に仲間とやってくる予定になっているが、その時には繚乱と咲き誇っていて欲しい。

Dscn1127 今日、一番つきあってくれた苗場山にもそろそろお別れ。

ショッパナにとんでもないハプニングがあったが、久し振りに標高差千mの登・降をした。
近ごろ、ヤワな山歩きばかりしている私には相当ハードであった。
特に下りが応えた。
~先だっての三浦さんも下りのほうがズッと過酷だったようだが、山歩きしない人には分かり難いでしょうが、登山では激しい下りの場合は足、膝への負担が大きくて、辛いものなのです。


今日くらいの行程は余裕でクリアしたいものだが、それはもう望んでもムリな相談になるだろう。
                                           

Dscn1129 最後に私のお気に入りの山「稲包山」を紹介しておきたい。
中央の尖った山がそれである。
今日の行程で目を奪われる多くの名峰に比べると、何とも小さな存在だが、知る人ぞ知る、それでいいのだ、稲包山は・・・・。

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登山」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです・・・って、もう忘れ去られたでしょうか・・・??
もう、登山靴を片方づつ・・・ってところで風花さん、愉快だなってコメントせずには・・・・
たくさん、登山靴をもっているから・・・の出来事・・ですね!
標高差1000mですか?! すごいですね !
『稲包山』は、私の拙い山行きからの想像からすると、擬似『槍ヶ岳』に見えてしまいます。  

投稿: アメリカンブルー | 2013年6月 1日 (土) 23時52分

アメリカンブルー様
久し振りのコメント、ありがとうございます。
継続して読んでいただいているようですが、これからもこんなショウモナイブログにおつきあいください。

確かに似たような靴を並べて置いていたので、こんなみっともないことになってしまいました。
以前、登山用の靴下を忘れて、普通の薄手の靴下で間に合わせたことがありましたが、その時も標高差の大きい山行だったのに、何とかそれで済んだことがありました。

稲包山は今はこんな平凡な姿ですが、雪を纏った時期に、南の四万温泉の方から見るとそれはそれは惚れ惚れするくらい凛々しい山容に「なります。
ある時、丁度そうした姿を見る機会があって、その時”これはヒマラヤのシニオルチューの幻影だ!”と思いました。
シニオルチューはヒマラヤの東の方にある6891mの山で、ある時期までは「世界で一番美しい山」とされていました。
稲包山はそれほど姿の良い山なのです。

投稿: 風花爺さん | 2013年6月 2日 (日) 06時46分

おっと、危なかったですね。幸い左右の靴でセーフになってよかったと思います。

今回の(チョンボ)はご自身の苦笑の裏にショックも潜んでいるように感じましたが、そのうち慣れて笑って軽く受け流すことになります。我が夫婦と一緒にするのは大変失礼とは思いますが我が家はすでその手でのショックは通り過ぎています。^^

惜春の上越の山々、顔を覗かせ花々、大変魅力的ですね。。。

今年はまだ水上方面へは一度も行っていません。
これから出かけてももう雪はないでしょうね。。。

投稿: おキヨ | 2013年6月 2日 (日) 12時49分

おキヨ様
この手のケアレスミスとは長い付き合いで、もうとっくに”アーまたやっちゃった”と苦笑いで済ませられる段階にあります。
それでもこれがお金を落とした、なんて場合には数日、自己嫌悪が尾を引いてしまいます。
そのうちに、取り返しのつかない事故を起こさないか、という内心の惧れは抱えているのですが・・・。

そうですね、水上あたりからの雪山は日に日に雪が少なくなっていますね。
湯沢まで足を伸ばすと残雪はいくらか多くなりますが、なにしろ標高が低いので、いかに豪雪地帯といえども、融け始めると早いですね。

投稿: 風花爺さん | 2013年6月 2日 (日) 16時09分

風花様よりも、私はおそらく10歳くらい年下だと思うのですが、登山靴の件は写真を拡大しなければ違いが分かりませんでした。私の眼は、だいぶ老化が進んでいるようです。
靴の件で、なんだか少し安心しました。あまりにも完璧な方は怖いですもの。
膝や足首を傷めると、駅の長い階段などで上りよりも下りに苦労します。まして急峻な山では本当に大変なことでしょうね。

苗場山は、私の眼には厳かに聳える越えられない壁のように見えます。
小粒でもピリッと辛い(?)稲包山の雪をまとった姿も、いつか写真で拝見したいと思います。

投稿: 淡雪 | 2013年6月 4日 (火) 23時05分

稲包山、標高:1,598 メートル もあるんですね。
小粒などと書いてごめんなさい。
600m以上の山は、私にとっては高い山です。

投稿: 淡雪 | 2013年6月 4日 (火) 23時23分

淡雪様
600mからは高山ですか。
淡雪さんの区分に従うと、599mの高尾山が低山の最高峰になりますね。
高尾山頂に立って呼吸をすると、口の位置は600mを越えてるでしょうから、高山の空気を吸える、ということになり、そう考えると高尾山も捨てたものではなくなります。

3月から4月くらいの間に、四万温泉の西南にある高田山辺りから稲包山を眺めると息を飲むほど素敵です。
来年に心がけておきましょう。

格好つけたがる悪癖が昔からあるので、どうかすると美しき誤解を招くことがあるかもしれませんが、私は完璧とは対極にある、そこらじゅうにゴロゴロしているただのシオタレジジイの一人にしか過ぎません。
それでも、私のような、ごく普通の人間の塊が社会の根っこを支えているのだろうと考えます。
毛根は毛根なりの立ち位置から、安倍さんの三本の矢にはとても及びませんが、小さな矢を射ち放していければと思っています。

投稿: 風花爺さん | 2013年6月 5日 (水) 09時32分

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