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北八ッ・天狗岳  ~その1

2012年4月13日

関東周辺の山好きにとって「八ヶ岳」はとてつもなくありがたい存在である。
気合を入れれば日帰りでもアルペンムードに浸ることも可能なのである。

その中の一つ天狗岳2646m4月の上旬に登る、これは昨年からの懸案だった。
昨年はこの時期、連日のように稜線に強風が吹き付けていてノーチャンス
今年もベストな状態ではなかったが、自分のトシを考え、高望みは諦め”エイ、ヤッ”とばかり10日(水)~11日(木)の日程で、ただいま山中毒真っ只中の5人にケシカケラレて出掛ける次第となった。

この時期にこだわるのは、登山道が一番登りやすいコンディションになること。
ベースになる「黒百合ヒュッテ」までの道は、無雪期は大きな石がゴロゴロしている嫌な沢中歩きにまるし、融雪期に入ると雪面の踏み抜きによる危険が待ち受けている。
今ならこうしたハンディが全て厚い積雪の下に隠れ、快適に歩けるのだ。
もちろん今以前であれば同じ条件ではあるが、冬山の領域にあり厳しさが違う。

10日永福から高速にのり、快調に走って「渋御殿湯」の駐車場。

2_original_2 雪山は支度がとても面倒なのです。

7_original_2 早々に凍結路だが、その分アイゼンが良く効き、はかどる。
三浦雄一郎さんほどではないが、あまり自分のトシのこと考えてないね~どう見ても・・・

樹林帯を一登りすると尾根上の小さな開けた平地。ここで「草上の」ならぬ「雪上の昼食」

Dscn0845 こんなシチュエーションで旨い食事にありつけることなどありえない。
とにかく、空腹を充たすのが先決。

唐沢鉱泉への分岐点から先の嫌らしいルートは、期待通り締まった雪道で実に快適。

そろそろ森林帯を抜け、黒百合平に近づくと冬山の雰囲気が横溢してきますね~。

Dscn0848 大げさにいえば幻想の世界である。

22_original_2 黒百合ヒュッテが目の前。
小屋の周辺はさすがの積雪量である。
老兵はここで歩くのは止めにしたが、他の元気印は明日登る天狗岳を見るために中山展望台へ足を延ばした。

29_original 東天狗(左)と西天狗~こちらの方が6mほど高い。

明日登れるかどうか、は気まぐれなお天気次第である。

小屋は私たち6人の貸切となった。
盛大に薪ストーブなどが焚かれ、氷点下の外とは一線が画され、あとはお定まりのアルコールで体の中を暖めるだけとなる。

夕食後の止め処ないダベリング(古い言い方ですな~)を終え、コタツに下半身を入れて、ヌクヌクと夜明けまで惰眠をむさぼる。

大急ぎでここまでまとめたものの、これ以上手が回らない状態なので、今回はここまでとし、天狗登山は次のアップにします。

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コメント

うっすらと雪をまとった樹々の美しいこと! 幻想的で、そのままクリスマスカードに使えそうですね。
「雪上の昼食」これも懐かしい風景です。札幌では小学校から高校まで、冬季の体育はもっぱらスキーの授業でした。
風花様が登られるような山とは比較にならない小さな山なのですが、先生の引率で登ったのです。
朝、熱い紅茶を水筒に詰めても、お昼にはシャリシャリとシャーベットになりかかっています。おにぎりも冷たくて…。じっと座っていると凍えそうになるので、急いで食事を済ませてまた滑るのでした。
本格的な登山とはずいぶんかけ離れたことを書いてすみませんが、写真を拝見していると、主に授業で登ったふるさとの山をつい思い出して胸が一杯になります。
生まれ変わったら…(生まれ変わることなどできるのでしょうか…)健康な体と強い意思に恵まれた山女になりたい…!

投稿: 淡雪 | 2013年4月13日 (土) 17時36分

淡雪様
札幌育ちであれば雪を巡る思い出はたくさんあることと思います。
雪が人々の暮らしにもたらす多くの負担を思えば、軽々に美しさだけを称えるわけにはいかないのでしょうが、雪にしかできない自然を美しく装う力も認めざるを得ませんね。

健康な体と強い意志とは本来別々のものなんでしょうが、両者はほとんど一心同体のものに思えるほど、密接な関係にあります。
両者が高いレベルで並立していれば、こんなに恵まれたことはないでしょうが、なかなかそうはいきません。

ないものねだりしてもしかたありませんが、私ももう少し根性があればな、と思っています。
とにかく軟弱で、直ぐにヘナヘナと安きに着いてしまうのです。

そんな軟弱な私が言うのは説得力に欠け、また難しい注文になりますが、強い意志というものはある程度は気持ちの持ちようで手に入れることができるものではないでしょうか。

たとえイメージの世界ででもいいですから山ガールになったご自身を想像されてみたらいかがでしょうか。

投稿: 風花爺さん | 2013年4月13日 (土) 20時33分

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