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ブナの新緑の下で~「春日沢ノ頭」

2013年4月21日

パソコンを開いたとき、たいがい開くホームページの一つが「ロッジ山旅」のオーナー長沢洋さんの「山旅の掲示板」。
野辺山高原近くで営む「ロッジ山旅」を拠点にして山梨、長野一円の山を隅々まで踏破し、紹介していて、しばしばとんでもなく面白そうな山が登場する。
その一つが18日に歩いた「春日沢の頭」で、長沢さんほどの山の通暁者が、この山の林相が出色であると称えているので、これはぜひとも登らなくては、と思いいたったのである。

行政区域でいうと笛吹市になるが、中央道を走行すると境川あたりから、南に釈迦ヶ岳から節刀ヶ岳に連なる「御坂主脈」が視界に入るが、その手前にわだかまる目立たない連なりの一角になる。

Static 今日の軌跡 スタートとゴールは同じ地点。
軍配みたいな形を描いたがG点から右(東)をとり、柄の先端の春日沢ノ頭に至り、付根まで戻り、左のルートを下った。

 

この山の取りつきは笛吹市の「ケヤキの森」にあるが分かりにくくて戸惑う向きがネットで見受けられた。
ケヤキの森までは順調に行ったが、そこからが登山口が見つけられないままに走ると、ゲートに行く手を阻まれた。
何の手がかりもないので、車道を捨て、あてずっぽうで作業道に入ったが直ぐに行き止まりになったので、右上のガードレールを越え、何のことはないゲートから続く車道に出た。
その道はやがて舗装が終わり、右が「稲山林道」、左が「作業車道」の分岐で、いずれも目的への指針にならないものである。
ドッチダ!
迷う私をあざ笑うように蛇がニョロニョロ~
蛇嫌いでは人後に落ちなかった私だが、このところあまり動転することがなくなった。
こいつに行き先を教えてもらおうか、と小枝を拾って彼を小突くと、未だ寒さのせいか緩慢な動きで何の指針にもならないほうへ逃げた。

 

もうあてづっぽうついでで、左へ行くと直ぐに右手の山腹へ登る山道が分かれた。
プラ階段もあり、ネット記事にもそんな記述があったのでこれで万事OKと確信した。
その道は尾根に登り上げたのは良いが、高い方へ登る道が無く、下るばかりである。
やがて尾根を右に外れて未舗装の林道に下りてしまった。
大きな堰堤で林道は終わり、そこに「北回り」登山口の標識がたっていた。
ようやく自分の位置が確認できヤレヤレだが2~30分ほどロスしてしまった。 
                                                  

Dscn0874
こうなれば、いつものようにゼーゼー息を切らしながら高い方へ、高い方へと足を運ぶだけである。

Dscn0876 ヤマツツジ~珍しくもないが初物なので・・・
主尾根に乗り暫らく行くと多分、長沢さんも感嘆したであろう見事なブナ帯になった。

Dscn0877年は若葉が萌えだすのもやたらに早い。
・・・・・・この記事をアップする矢先に近郊の山でも時ならぬ雪が降った。若葉の運命は?

Dscn0878 南・北ルートの合流点・稲山。右から来て、左へ下った。
この南・北の呼び方には得心がいかない~東・西の方が素直だろうと思うが、マッいいか。

ここまででけっこうヘタリがきたが、後の緩やかな尾根歩きに救われ目的地に到着

Dscn0880
白根三山が薄く見えていたが、とても写真には写りそうもなくて・・・

南回りで下り着くとそこは舗装林道で、標識も立っていた。
私がスタートしてからこの林道に出たのは標識の先の位置だったのだ。
ゲートを抜けて素直に車道を歩いていればこの標識を見ることができ、スンナリ登れて、しかも蛇にも遭わずに済んだのだ。

Dscn0881
げに人生行路にも似た一幕であった。

7年使ってきたXPパソコンがかなりヘタレになってきたので、入れ替えることにして当然W8の機種で購入してある。
このアップが済んだら入れ替え作業に入るつもり。
いつもながらの、果てしない試行錯誤が続くのは必至で、それを思うと気が重いが逃げられない。

 

 

 

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コメント

風花様 こんにちは。
「ブナの林」の写真などを、私のPCに取り込んでもよろしいでしょうか? オンブラ・マイ・フ(美しい木陰)など聴きながら眺めると天国のようです。(写真はほかの方に送ったりはしませんので)

投稿: 淡雪 | 2013年4月24日 (水) 17時05分

淡雪様
全然問題ありません。
こんな写真で良ければどうぞお使いください。
正直のところブナの新緑としてはあまり上等な題材ではありません。
名アリア「懐かし木陰」には位負けしてしまいます。
だいぶ以前、乗鞍高原で独立してそびえる一本の見事な木に出会いました。
たぶん「菩提樹」だと思います。
私もその木陰でシューベルトになりきり「美し夢」を見ました。
その写真が見つかればその方がピッタリでお勧めなのですが・・・。

投稿: 風花爺さん | 2013年4月24日 (水) 17時30分

ありがとうございます。早速取り込ませていただきました。
うっかりしましたが、「オンブラ・マイ・フ」は我が家の何枚かのCDを見ても、美しい木陰ではなくて、「懐かしい木陰」なのですね。
シューベルトの菩提樹も好きですが、その樹を実際に見たことはまだ、ありません。この歌を習ったのは中学生の時でした。
国語の読み方のテストに「美し」が出て、「うまし」と書いてバツとなり、そのために100点が取れなかったことを今も思い出す私は、結構執念深いのかも^^。先生としては「うるわし」を正解としたようなのです。
菩提樹を実際に見たいと、今も「美し夢」を見ています。

投稿: 淡雪 | 2013年4月27日 (土) 21時16分

淡雪様
手元にある歌曲集でみると「オンブラ・マイ・フ」は「木陰よ」という意味のようです。
堀内敬三の訳詩では「美(うる)わしき木陰よ」となっています。
ですから「美しい木陰」といっても間違いとは言えず、たまたまキャスリーン・バトルのコマソンあたりから「懐かしい木陰」が定着してしまったのではないですか。
ちなみにこの歌集では曲名は「ラルゴ」です。
「美(うま)し夢」の×点は悔しいですね。
先生が近藤朔風の訳詩を知っていたら満点をいただけたでしょうに・・・。
知らない先生はやはり×をつけてしまうのでしょうか?
先生とはとてつもない知識、教養が求められるもので、私も先生にならなくて良かった!と思います。
菩提樹ですが、時折各地で目にしますが、東京では確か小石川の植物園にあったと思います。
亭々と聳える巨樹で、いかにもその下で憩い「美し夢」を見られそうな趣を漂わせています。

投稿: 風花爺さん | 2013年4月28日 (日) 09時50分

菩提樹、小石川の植物園にありますか!!
年内に是非とも見に行きたいと思います。
色々とご親切に、お教えくださいまして、
本当にありがとうございます。

投稿: 淡雪 | 2013年4月30日 (火) 12時16分

淡雪様
私が小石川植物園で菩提樹を見たのは随分昔のことです。
今でも健在であれば、と思います。
大きな寺、その他でも見ているののですが、乗鞍高原以外の場所は思い出せません。

投稿: 風花爺さん | 2013年4月30日 (火) 20時29分

「小石川植物園 菩提樹」で検索してみましたら、西洋菩提樹(リンデンバウム)の並木が園内にあると書かれたサイトがありました。2008年の記事なので、今も多分大丈夫だと思います。
山ではとても無理ですが、小石川植物園は電車で行けるところなので、何としても見に行きたいと思います。
万一菩提樹が無くなっていたとしても、他の樹々が豊かにあるでしょうから、その中に身を置くだけでも幸せなのです。

投稿: 粉雪 | 2013年5月 1日 (水) 12時10分

先ほどの投稿ですが、名前を間違えてしまいました。
「粉」=「淡」です。
初めてお邪魔した時に「淡」を名乗り、その途端に
肺炎などになってこの世から消えそうになりました。
やや落ち着いて、正直なお方のブログにお邪魔するとき、
また、消えそうになってはいけないと思い「粉」にしました。
そのような訳で、うっかりして失礼いたしました。

投稿: 淡雪 | 2013年5月 1日 (水) 19時55分

淡雪様
ご訂正の点については気付いていませんでした。
小石川植物園の菩提樹は並木でしたか。
私は何となく独立儒と思い込んでいましたが、どこかの菩提樹との記憶の混同ですね。
いや、ミューラーの原詩から、亭々と枝を四方に広げている、一本の巨樹のイメージを勝手につくっていたのかも知れません。
いずれにしても健在のようで私もホッとしました。

投稿: 風花爺さん | 2013年5月 1日 (水) 20時16分

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