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北八ッ・天狗岳 ~その2

2013年4月13日

明日の朝早くでかけるため、急ぎ2日目(11日)の天狗岳登山のようすをアップします。

小屋の朝は早く、明け染める前に起床。
気温マイナス11度で、空は一面のガス。
陽が昇ればガスは消え、気温は上がる、などと希望的観測を口にしていたが、こちらが思うがままにするのは、お天気が相手では悪すぎる。

いくらかガスが薄れてきたりするので予定通り天狗を目指すことにした。                                                   

44_original_2 夜の間に10cmほどの新雪が降ったので木々はお化粧している。
先ずは中山峠へ。

47_original_2 森林限界を抜け最初の雪壁状を四つん這いで登る。

49_original_2 時おり吹く突風が軽い新雪を舞い上げる。

Dscn0851 そのため折角の先行者のトレースはすっかり吹き消されている。

Dscn0852 寒いがその分岳樺の霧氷が見事。

52_original_2 天狗岩は右へ回りこんでパスする。
頂上直下に壁状の雪斜面があり、一人がここでギブ・アップを口にしたが、皆で励まして前進する。

Dscn0853 東天狗山頂。依然としてガスが濃いので西天狗は断念。
気温は朝の最低気温のままでマイナス11度C
ここの展望は特筆ものなのだが、この状態では長居は無用なので早々に下山する。

66_original_2 アーッ 滑落! ~久し振りの滑落」停止の復習でした・・・

Dscn0856 中山峠近くまで下りたら、ようやく東・西天狗の全貌が見えてきた

74_original_2 無事ヒュッテまで降り小屋のスタッフとお別れのショット。

これからは快調にノンストップで渋御殿湯へ一気に下った。
渋御殿湯で入浴。
素朴な浴槽は雰囲気はあるが、私には少々温すぎて、冷えた体が芯から温まらない。

ともあれこれで今日のメンバーとの2年越しの宿題を片付けることができた。

これまで片手の指以上、天狗には登っているが、多分今回が最後になるだろう。
天狗岳に限らず、私の山登りはこれからますます「一期一会」の度合いを強めていくばかり。

~過ぎ去っていった日々が惜しまれる・・・
言葉にはしなかったが、内心、そんな感傷に耽っていた。

明日(14日)から2日間、東北応援と銘うって、茨城~福島県境の山歩きにでかけます。

その間、パソコンとも寸時お別れのため、レスポンスなどで不義理をいたすかと思います。

                                                      

                                                                                                     

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登山」カテゴリの記事

コメント

こんにちは

頑張りましたね~
当地も11日は下界にも雪が降りましたが、昼は晴れでした。
しかし、12日の北アルプスは終日吹雪いていましたよ!
こんな日に山歩きしている人はいないだろうな…
そんな事を考えていました。
八ケ岳で良かったです。

投稿: | 2013年4月14日 (日) 09時32分

三浦雄一郎も尊敬すべき老青年だと思いますが、風花さんの老青年ぶりも見事なもので今更ながら驚かされます。
寒さがぶり返した折八ヶ岳に登山は山を熟知された方々ならではでしょうね。

投稿: おキヨ | 2013年4月15日 (月) 12時58分

岳様
コメントいただきありがとうございました。
なのに、家を空けていたためレスポンスが遅れて申し訳ありません。
岳さんもご承知のとおり、森林限界を抜けた雪の高山で一番怖いのは「風」ですね。
たとえ晴天であっても風が強かったら危険になり、登ることは諦めなければならなくなります。
この天狗ではその一歩手前くらいの条件でした。
こうした山歩きも、私にはそろそろお仕舞いにしなければならない段階で、チョッピリ寂しい思いをしています。

投稿: 風花爺さん | 2013年4月16日 (火) 06時26分

おキヨ様
三浦さんが狙うエベレストとは比較のしようがないくらいにレベルが違います。
今回は登れましたが、風がもう少し強かったら諦めるしかなかったと思います。
森林限界を超えた高山の状況というものは、地上では想像することが難しい様相を呈します。
私は卒業を迫られていますが、私より若い同行者には良い体験となり、さらにステップアップしてくれるはずです。
私はもうその姿を脇から見ている立場になるでしょう。
チョッピリ寂しくて、悔しくもあり複雑です。

投稿: 風花爺さん | 2013年4月16日 (火) 06時36分

写真から雪山登山の厳しさが伝わりますね。
森林限界を抜けたその上は、聖なるものの領域という印象です。ここからお帰りになって、まもなく次の山へ…ただ驚いています。

投稿: 淡雪 | 2013年4月17日 (水) 08時37分

淡雪様
森林限界(中部山岳地帯ではおおよそ標高2500mあたり)の上の景観は、確かにその下とは別の世界になります。
冬季の強風が吹き付けると、単に景観の違いにとどまらず危険の度合いが飛躍的に増幅します。
八ヶ岳のように稜線が南北に連なっている山岳で常に北西からの風がまともに吹きつけるため、森林限界を抜けた瞬間に突風のように襲ってきます。
それまでの樹林帯での静けさがウソのように劇的に変わってしまうのです。
たとえ晴天であってもブリザード(強風雪)でホワイトアウトになる危険もあります。

私は「君子」ではありませんが、そのような危険水域には入り込まないように心がけています。

投稿: 風花爺さん | 2013年4月17日 (水) 13時36分

本当にありがとうございました。雪山の素晴らしさと怖さを
知りました。初めての本格的な雪山体験一生忘れないでしょう。これからも精進し、いつかご恩返し出来る様頑張ります。

投稿: いっちゃん | 2013年4月24日 (水) 18時33分

いっちゃん様
ボクの方こそ皆さんの熱望に背中を押され、そのお蔭でこの歳で、この時期の天狗に登れて嬉しかったですよ。
第一級の展望を皆さんに見ていただけなかったことが心残りですが、皆さんにはまだまだチャンスがあります。
登山は奥が深いものです。
これはまだ雪山の第一歩です。
着実に一歩づつステップアップしていけば「赤岳」も視界に入ってくるでしょう。
互いに精進しましょう。

投稿: 風花爺さん | 2013年4月25日 (木) 07時09分

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