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初めての淡路島へ

2013年3月14

長いこと日本人をやっているので、それなりに日本主権の及ぶ範囲内アチコチを訪れてきているが、これまで淡路島へは一度も渡っていない。
いや、渡っていないという言い方はもはや物理的には正しくないかもしれない。
二つの橋で本土と四国を結んでいるので、機能的には陸続きと変わらない。
島と言うには大きすぎるのも島へ渡った、という実感を伴わない理由の一つ。
どれ位の大きさかというと、琵琶湖の総面積670平方Kmよりやや小さく、596平方Kmである。

島の旅とくれば、旅情を誘うものがあるのが普通だが、それを感じるためには島のサイズが大いに関係するだろう。

島の話に先立ち、空からの富士山やアルプスの俯瞰写真をご覧いただきたい。
数えたことはないが、これまで富士の上空は随分飛んでいるが、これだけの雪山俯瞰は多分初めてである。
今回は好天の上に、翼に邪魔をされない後ろの方で、かつ富士を見下ろす右の窓側の席という好条件が揃って、これだけの収穫となった。

Img_0022

スマホで写したもの。かなりなクオリティを発揮している。      

Dscn0765 手前が南アの荒川三山(右)と赤石岳。奥に北アルプス

Dscn0766 南アと、中間に中央アが少し見え、奥に北アルプス。
伊丹空港から神戸へ。

Dscn0801 神戸から4千mほどの明石海峡大橋を渡ると淡路島。

島を南北に貫く高速道路で阿波鳴門へ。
いうまでもなく「渦潮」が売りなのだが生憎発生する時間ではなかった。
それでも海面の様子は潮流の激しさを垣間見せていた。

Dscn0778 大鳴門橋~対岸が淡路島

島の北へ戻り今夜の宿へ「ウエスティン・ホテル」へ

Dscn0785 設計は安藤忠雄氏だそうである。
リゾートホテルではないので温泉はともかく、大浴場が無いので落胆・・・
夕食はバイキングだが、いずれも手をかけた上質の献立になっていたのはさすが、か。

Dscn0780 大阪湾から陽が昇る。

Dscn0784 ホテルに隣接する「はる一番の丘」
桜は何故か「修禅寺寒さくら」だそうである。

Dscn0793あわじ花さじき」とはいうものの咲いていたのは菜の花だけ・・・

Dscn0803 旅程の最後は「有馬温泉・太閤の湯」
写真ではうら寂しいが、実は千客万来で、入館するための順番待ちの行列ができるほど。
セット料金2400円ということで、タオルと館内着がレンタルになっている。
この値段はいかにも高いし、何より必要も無い館内着を押し付けるやり方はあざといですよ。

昨夜、大きな風呂に入れなかった無念は晴らせたが、この料金に対する後味の悪さを感じたのは私ばかりではなかった。

こんな風に家内を慰労するための短い旅を終えました。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

奥様への慰労旅行のおこぼれ、私も十分に楽しませていただきました♪

お天気のほうも今回は申し分無くて本当に良うございました。
飛行機からの風景はまさに日本一!日本アルプスの輝きうつくしいですね。いい時期に旅行されました。

毎回自分の知った場所にしか連れて行ってもらえない私、風花さんの奥様がちょっぴり羨ましい。。。でも高所恐怖症で飛行機が怖くて乗れない私にも問題ありですけど。。。〔恥〕

人気の温泉とはいえ2、400円とは!関東ではあり得ない料金ですね。。。

投稿: おキヨ | 2013年3月14日 (木) 11時57分

おキヨ様
一年の大半を、ただ食べるだけのぐうたら亭主のために、三度の食事の用意と片づけを、文句の一つも言わずにしてくれる健康な家内にはこれくらいでは足りないと心底思っています。

いつも地上から見ている雪山を好天のお陰で空から見られたのは、予想外の展開で感動してしまいました。
アラスカやスイスでも見ているのですが、知らない山ばかりなので、感動の度合いは低いのです。

太閤の入浴料はアコギだと思います。
必要の無い館内用の衣類をセツトにしての料金設定する商法には大いに疑問を感じました。

それなのに順番待ちまでして人が押し寄せるのですから、不思議でなりません。
普段は一円でも安いスーパーやガソリンスタンドを漁るのに、です。

投稿: 風花爺さん | 2013年3月14日 (木) 14時55分

大昔に京都、奈良の一部を見ましたが、それより西には行ったことがないので、大層興味深く読ませていただきました。
琵琶湖の大きさもピンと来ないので地図帳を開いてみたり…楽しい発見がありました。上空からの写真、きれいですね…。
奥様への素晴らしいお心遣いが、まるで天に祝福されているかのような、お天気にも恵まれた旅、拝見して幸せな気持になりました。

投稿: 淡雪 | 2013年3月15日 (金) 11時40分

淡雪様
もう少し行程を順序良く綴ればいくらかは旅の様子が伝わりそうですが、あまりにも素っ気ないような気がします。
やまあるきもそうですが、ある種の感動なり、印象なりを受けるのは当人だけで、それを読まされる方はシラケかねないことが往々にしてあります。
紀行本が読まれるのは、書き手に感動を伝えられるだけの文章力があるからこそでしょうね。

私は日本の東西南北、それぞれ端っこになる地も踏んでいますが、それでも未知のところもかなり残っています。
できるだけ隅々まで足を延ばしてみたいのですが、さてどこまで実現できるか、ですね。

淡雪さんへはせめて写真でその一端をお届けできれば・・・。

投稿: 風花爺さん | 2013年3月15日 (金) 16時14分

風花様~ こんにちは!

奥さまに今までの慰労を兼ねての関西旅行、優しき心遣いに奥さまも大満足でいらっしゃったことでしょう。
飛行機からの眺め、類いまれなき好天に恵まれ、神も祝福するかのよう
富士山から北、南アルプスの展望素晴らしいです。
ため息がでました。

それにしても太閤の湯、2400-チョットあこぎで
入る気もしません。順番待ちとは世の中分かりませんネ!

投稿: かおり | 2013年3月17日 (日) 12時49分

写真からも、文章からも十分に感動は伝わっておりますので、どうかご安心を…^^。

>「島と言うには大きすぎるのも……」

その通りだと思います。
昔読んだ須賀敦子さんの随筆の中に、「北の島の…」と言う一節があって、(それはどう読んでも北海道のこと。憶測ですが函館)私はいつもの癖で、右の人差し指にチクリとトゲが刺さるのを感じました。
今回風花爺さん様が、島の大きさについて書いていらっしゃるのを読んで、ようやくそのトゲが抜けたような気がしました。
もちろん須賀敦子さんの表現には何の悪意も無いことを承知してはいますが…。

投稿: 淡雪 | 2013年3月17日 (日) 13時02分

かおり様
高度8千mほどからの日本の高峰を、それも十分な冠雪の姿で見られる幸運にはそうそう出会えないと思います。
もっとも、山好きでなければ”わァー凄いね!”で終わってしまうのでしょうが、やれ北岳だ、木曽駒だ、御岳だ、そしてあれは何だ?そうだ白山だ!などと夢中になれる私には生涯、忘れがたい眼福でした。

結果的に家人のための旅、というより自分のためのそれになってしまったようです。

京都の北山あたりも見えていたのですが、私にはさっぱり同定できませんでした。
ムリもないとは思いますが・・・。

投稿: 風花爺さん | 2013年3月17日 (日) 20時25分

淡雪様
須賀敦子さんが北海道について書かれた随筆があるのですか?
須賀さんの作品の殆んどはイタリアが舞台なので、私はついぞ知りませんでした。
探してみます。

世界中には島と呼んでもピンとこない、しかし地学的には島でしかない大きなきな島がたくさんあります。
そして例えば、私は行っていないのですがアイルランドのように大きくても旅情を十分湛えてくれそうな島も多くあるでしょう。

それでも島の旅は、歩いても数時間で回れるくらいの規模が良いものと勝手に決めています。

そして小さな岬があって、そこにその島唯一の灯台があったらもういうことなしのお膳立てになるでしょう。

投稿: 風花爺さん | 2013年3月17日 (日) 20時36分

つい余計なことを書いて後悔しながら、思い違いがあっては大変…と須賀さんの本を開いてみました。
「ユルスナールの靴」の『1929年』に、ようちゃんの思い出が書かれています。幼馴染の同窓生で、そのお友達は大学卒業後に修道院に入り、25歳の若さで亡くなるのですが…。修道院に入ることを告げられた須賀さんが「…どこの、と尋ねると、彼女が北の島の修道院の名をあげたのでふっと胸を突かれた。戒律の厳しさで有名な修道院だったからだ。……」ただそれだけのことなのですが、私はそれを読んだ頃、少し神経質になっていたのかもしれません。私は須賀さんのファンなのですが、この時わずかな違和感を覚えたのです。でも、おかげさまで解決しました。
「ヴェネツィアの宿」の『白い方丈』には京都の女性とのやり取りがあって、これも不思議な面白いお話でした。

投稿: 淡雪 | 2013年3月17日 (日) 21時26分

淡雪様
文面を拝見して私も”あぁ、そうだった”と思いあたりました。
そこで改めて『ユルスナールの靴』を開いてみました。
この北の島は間違いなく北海道で「戒律の厳しい修道院」というのは、多分函館の「トラピスチヌ修道院」でしょうね。
私は一度だけ訪れています。
もう、午後遅い時間だったので、斜光にひっそりと照らされていました。
ここで生まれる特産品には「バター飴」がありますね。

『ユルスナールの靴』のプロローグの「きっちり足にあった靴さえあれば、自分はどこまでも歩いていけるはずだ。」というフレーズは私のお気に入りです。

私は自分勝手に、この靴は単に履く靴の意味だけではなく「心に履く靴」というような解釈をしていて「自分の心にキッチリ合う靴があれば、心はどこまでも飛んでいけるはず」なんて深読みをしています。

投稿: 風花爺さん | 2013年3月18日 (月) 09時26分

「ユルスナールの靴」のプロローグのフレーズは私も好きです。
風花さまの深読みはすてきですね。

投稿: 淡雪 | 2013年3月19日 (火) 08時19分

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