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またしても赤城・黒檜山ですが・・・

2013年2月11日

今日(10日)の目的は、一週間後に仲間と登ることになっているので積雪状態を見ておくこと。

前橋から大沼への道路はいわば観光道路なので除雪はよくされているが、何しろ急勾配なのでここを車で往来するのはそうとうストレスがかかる。
朝の山荘気温がマイナス10度と冷え込んだほどだから路面は氷結状態。
急坂の途中で上れなくなった車が2台立ち往生している。
対向車を避けるため後続車が停車したため私もストップ。
どうやら行けそうになって先の数台の車は走り出したのに、私の車は唸るだけで前へ進めず、タイアは空転するばかり。
まずいな!今日はダメかな・・・
そう思いながら、路面をグリップできるところまでバックし、セカンドギアで何とか走り出した。
脱出成功!

こんな道路状況だと、一度停車するとこうした事態になるので、惰性を切らさないよう走り続けるしかないのだ。

大沼の駐車場で、雪山歩きのときだけ使うスパッツ(ゲーター)を装着しようとしたら右足のファスナーがどうにもこうにも入らない。
諦めて片足だけにしたが、見る人が見たらなんとも珍妙なスタイルに見えるだろう。
まッ、いいか!

Dscn0616 全面結氷の大沼~ワカサギの釣り人が点在している。

Dscn0620 赤城神社。モノトーンの中で橋の赤が鮮やか。

登山口で10本爪アイゼンを着け急坂に取り付く。
積雪量はグンと増えていて、無雪期ではゴロゴロしている岩石がすっかり覆われているのでとても歩きやすい。

Dscn0622   積雪はこんな具合 

Dscn0623  よく踏まれているのでスパッツ不要

雪道の状態が良かったせいか、私の標準的なタイムより少しばかり早く山頂到着。
途中から気温が上がり、汗が滴るほどの暖かさになった。

Dscn0624 日光方向の山々
左に白いのが日光白根、右へ皇海(スカイ)山、男体山、袈裟丸連峰

Dscn0625 谷川連峰の仙ノ倉山(中央)万太郎山(その右)谷川岳(右端)

Dscn0626 説明は不要でしょうが富士山・・・はもちろんウソで浅間山

Dscn0628 黒檜の南峰~信仰的にはこちらが山頂かな?

Dscn0629 奥の小さい小沼と、電波塔だらけの地蔵岳

Dscn0630 遠景は2度目のお目見え、仙ノ倉山

Dscn0631 道標も出ているのは頭だけ

一本のバナナだけを昼食代わりにしてのプアーな雪山歩きを終えた。

追記~ここまでをアップして先に帰京する家人を渋川へ送り、その帰り道、赤城西面広域道路で、この時期一番の難所に来た。
浅い谷なのだが、日当たりが全くないため路面は完全なアイスバーンになっていて、しばしばトラブルが発生するところである。
1台の軽自動車が路肩の雪に突っ込んで、中年のご婦人が一人で篭のようなもので雪を掻いている。
いつも車に載せている小さなスコップを手にして近づいた。
”登ろうとしているうちにスピンして反対向きになり、雪に突っ込んで止まった。落ちるかと思った”そうだ。
聞けば4駆でスタッドレスを履いているそうだから万全のはずだが・・・。
何度も脱出を試みているうちに事態をますます悪くさせる典型で、下回りを雪が埋めている。
これは難儀なことだな・・・こうした事態を何度も経験しているので脱出は簡単ではないことは直ぐに分かった。
とにかく雪を掻き、タイヤを掘り出す作業に精を出す。
折りをみて2度脱出を試みたが失敗。
もう一度雪かきをして、これでダメならJAFを呼ぶしかないな、と3度目にトライし、後ろから押したら・・・ヤレヤレ脱出成功!
互いにホッしたものの、私には少々合点がいかないことがあった。
おばさんと爺さんが悪戦苦闘している間に数台の車が往来したが、その誰もが手を貸してくれなかったこと。
男が3人もいれば押すだけで何とかなりそうな状況だっただけに・・・。

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登山」カテゴリの記事

コメント

なじみ深い赤城山の、我が家では決して行くことの無い銀世界を画像で堪能させていただきっました。
冬山の魅力満載ですねshine

2度目の訪問で追記を拝見、昔のことを思い出しました。
夫がまだ50代の頃だっただと思うのですが、四駆のスタッドレスで赤城にでかけ、件の婦人ほどではなかったものの、雪にはまり身動きが出来ない状態に陥ったことがありました。
やはり、通過する車があっても誰も助けてくれようとはしないどころか、嗤って通る人もありました。結局自力で脱出しましたが。。。

風花さんがその場を通られなかったら女性はどうなったことでしょう。。。
薄情な人間が増えたものですね。。。

投稿: おキヨ | 2013年2月12日 (火) 03時05分

おキヨ様
この山歩きを通じての正直な感想は”そろそろ雪道走行も、雪山歩きもお終いにする段階にさしかかっているな”ということでした。
早い話が、歳のせいで弱気が兆してきているのですね。
何も好き好んで苦労しなくても、もっと楽に楽しめることはほかにもいろいろあり、自分の意思一つでそれを選ぶことができるわけですから。
曲がり角にさしかかっている、ということですね。

困っている人を見かけたら手を差しのべたい、という気持ちは大抵の人が持っているだろうとは思います。
それが時と場合と、自分の虫の居所によって、実際の行動に移せたり、自責の念にかられながらも見て見ぬ振りになったりすのではないでしょうか?

私も自意識があった年代ではなかなか行動に移せなかったのですが、昨今はこれも歳のせいでしょうが、素直に表現できるようになってきました。

投稿: 風花爺さん | 2013年2月12日 (火) 09時51分

雪山、特に浅間山がきれいですね…「雪の女王」(アンデルセン?)という感じです。黒檜山は1828mもあるんですね。恥ずかしいことに私が登った山は小学校~高校時代の600m未満の山のみです。スキーの授業などもその山で行われるのでしたが、麓からスキーを履いて新雪の斜面を皆で踏み固めるように登ったのを思い出します。スパッツは昔のことなので、毛糸で編んだ物を使っていたような…その後スキーも登山もすることなく、もう遠い記憶になってしまいました。
「追記」には考えさせられます。

投稿: 淡雪 | 2013年2月13日 (水) 17時55分

淡雪様
1・3億人もいる日本人。
その中には8千mを超えるヒマラヤの高峰に登った人もいれば、裏山にしか登ったことがない、という人もいるでしょう。
人は実にさまざまですね。
足(すね)を覆うものとしては、昔、軍人が用いたゲートル(今スパッツと呼ばれているもので、外国の言い方ではゲーター=ゲートル)というのがあります。
農作業で女性がつけたものに「きゃはん=脚絆」というのがあったと思います。
レッグウオーマーというのは半分はオシャレ用ですか?
このルーツが昔の毛糸で編んだものになるのでしょうね。

親切心はあってもそれを素直に表すのはけっこう難しいことです。
その機微を表現したのが、ウロ覚えで間違っているかも知れませんが吉野弘さんの「夕焼け」という詩ですね。

投稿: 風花爺さん | 2013年2月13日 (水) 20時20分

我ながら可笑しく思うのは、富士山を見てもその他の山々を見ても、つい札幌のあの小さな山のラインを、だいぶ低いところに眼で描いてしまうことです。まるでファザコンの娘のようです。私にとっては、ようやく登った山でしたが、その何倍もの高さの山を軽々と登る方々に驚きを禁じえません。
ゲートルは戦後もしばらく目にする機会はありましたね。昭和20~30年代、北国の子供のスキーやアノラック(キルティングをしたジャンパーのようなもの)スラックスも有り合わせのもので、そう今のレッグウォーマーのようなものを、スキー靴の足首から膝下まで雪よけに付けていました。アスピリンスノーに近く水気の少ない雪なので、それほど濡れるようなことはなかったと思いますが。

吉野弘さんの詩、数篇は手元の詩集にあるのですが、「夕焼け」は載っていないので、インターネットで読みました。
頷けるところがありますね。
私は病院へは電車で通うので、若い方が席を譲ってくださることが多いのです。ありがたく思い、心からお礼を言って座らせていただきます。私が若かった時には、できるだけ譲るように心がけていたつもりですが…とうとう立場が反対になってしまいました。
私は車の運転はできないのですが、雪国では車がそのようなことになったときは、進んで助け合っていたように思います。寒さも厳しく、命に関わる場合もありますので…。
関東地方に住んで長くなり、今の北国の事情はよくわかりませんが…。(長文失礼いたしました。)

投稿: 淡雪 | 2013年2月13日 (水) 23時06分

淡雪様
淡雪さんのふるさとは札幌ですか?
私は新婚旅行で初めて札幌を訪れて以来、在職中は仕事で、リタイアしてからは観光でと、随分出掛けています。
札幌郊外の山では、藻岩山タクシーで上り、帰りはロープウエイで降りるつもりでタクシーは帰しました。
ところがロープウエイが運休中で、止むをえず歩いて下山したのですが、道が悪くて靴とズボンの裾をドロだらけにしてしまい、その足で寄った支社のスタッフをビックリさせてしまったことがあり、忘れられない思い出です。
そのほかにも札幌(いや北海道全体に)には良い思いでがたくさんあります。
一昨年大雪山に登って以来、ご無沙汰していますが、大好きな北海道にはまだまだ未練があり、行きたい気持ちが時々募ります。

投稿: 風花爺さん | 2013年2月14日 (木) 06時39分

再度の下見ご苦労さまです。眺望抜群の様ですね
一昨日の雪で積雪量増えたのかな?
楽しみに致しております。
車の手助け大変でしたね。私も雪道で助けて頂いた経験があります。その時の嬉しさ忘れる事ができません。「ありがとう」と

投稿: いっちゃん | 2013年2月14日 (木) 11時02分

いっちゃん様
12日(火)に降雪があり、明日(金)も降るようです。
従ってそれなりに新雪が積もっているだろうと思います。
週末、初日の山入りになるので、先行グループが入っていればいいのですが、ウチらが早い入山グループになると、ラッセルをしなければならないことも想定されます。
もしそうだったら、いっちゃんはじめ馬力のあるメンバーにラッセルで頑張ってもらうこととなります。
それに備えて今から十分スタミナをつけておいてください。

投稿: 風花爺さん | 2013年2月14日 (木) 12時06分

赤城の山も相当雪が積もっていますネ!
大沼も全面結氷、寒さも厳しそう。

日本海の雪も谷川岳に阻まれて南の方はカラッとした大気に
包まれて、きれいな青空が広がり、気持ち良さそう
冬場の東京や関東周辺はお天気が続き
浅間山や日光連山の展望に恵まれ冬山の魅力満載のよう
此方のお天気は晴れたり曇ったりの変り易い空模様が続いています。

アイスバーンの山道走行で難儀されているご婦人をスコップで雪を掘り起こし
手助け、寒い中ご苦労様でした。

しかしまあ数台の車が見て見ぬ振りとは
余程皆さん虫の居所が悪かったのでしょう。
時と場所にもよりますがドライバーも地に落ちたものどすな~

投稿: かおり | 2013年2月16日 (土) 22時06分

かおり様
赤城山は北西からの風雪は、おおかた谷川連峰が遮ってくれるので晴天率は高いのです。
ただ稀に、この吹き出しが強烈だと(等圧線が縦に混んでいる場合)ここまでやってきます。
昨日(16日)が正しくそうなりました。
新雪が深く積もり、ブリザードになるような強風が吹きつけました。
多くのパーティが入りましたが、きついラッセルと風と寒気の壁に阻まれ、ことごとく撤退させられました。
私たちも13人で入ったのですが、先行パーティのラッセル終点以上には進めませんでした。
中高年パーティには分相応の判断が必要ですよね。

人情、地に堕ちたり、とは思いたくないのですが、情けない思いがする場面にしばしば出くわします。
反面、人はこんなにも情け深いものかと、感動させられることもあるにはあるのですが・・・。

投稿: 風花爺さん | 2013年2月17日 (日) 10時19分

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