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サスの峰と天空の里・持倉

2012年5月4日

今日(5月1日)は朝から怪しい空模様で関越道は時折ドシャブリの雨。
気分は滅入るが、明日からはもっと悪い日が続く。
なので今は希望的観測にすがって”行くっきゃない!”

行き先は「サスの峰」と「天上の里・持倉」
サスの峰?~これぞ超マイナーな山の典型。
一体どこにあるのか?~分からなくても生きていく上でなんらの問題もありませんが、一応説明しておくと群馬県南西部にある「神流町」にある1173.5mの山です。

この山に取り付く場合には「大福峠」が目印になるのですが、実は過去2度にわたってその峠を特定しようとして失敗しています。
一度は通り合わせた地元の方らしい人に聞いて教えてもらったのですが、それも間違いでした。
今回はR462の「魚尾郵便局」を起点とし、走行距離を地図上で算定して、車のトリップメーターを利用し、位置の範囲を絞り込めるようにして臨みました。
その甲斐あって以前にもここではないか?と思っていた位置がそうであることを確認できました。
大福峠さえ分かれば登山口は探せるはず。
この辺りだろうと判断した位置に来ると、何と最近のことらしいが小さいながらも「サスの峰」登山口を示す標識が立っていました。
ありがたいことではありますが、少々興ざめする思いがよぎるのも確か・・・。

P5010812 二つ目の標識
そこからは地形図で地形を案じながら下生えがないので歩きやすい尾根を辿ります。
P5010813 途中の明るい凹地。二重山稜状になっていますね。

P5010821 こんな岩場に突き当たります。
山頂近くの尾根に乗り上げる所で急な斜面のトラバースがあり、掴まる立ち木が乏しく、けっこう緊張させられました。
~ここは帰りが問題だな~
後は露岩の交じる尾根を、背中に「二子山」を背負う感じで急登します。

P5010814 アカヤシオのお出迎えで「サスの峰」山頂。
ここから西北へ「栗原山」へ向かう尾根は相当に危険らしいのですが、君子?である私はそんなとこへは近づきません。
西南へ少し下った絶壁の上が絶好の展望台。
高所恐怖症のためとても立っていられず、座り込んで撮影、といっても曇天のため僅かに「二子山」だけが見えているだけでしたが・・・。

P5010816

下山して、花の時期に是非再訪したいと思っていた持倉へ。
標高900mのこの集落を、誰が名づけたのか「天空の里」

P5010823 花盛りの持倉を俯瞰する。

P5010825 先ずシバザクラがお出迎えです。

P5010826  P5010827 シバザクラとミツバツツジの競演

P5010828 菜の花も負けていません。

人の手を掛けずしてこれだけの花の饗宴はないでしょう。
だれがどのように手入れをしているのでしょうか。

今日は道から離れたところで畑仕事をしている人影のほかには人の気配が感じれれませんでした。
よそ者には桃源郷に思えても、やはり厳しい過疎の現実があるのでしょうね。 

P5010829 おまけ~神流川にかかる鯉の吹流し                                  

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登山」カテゴリの記事

コメント

大福峠を検索しましたら道順は上野村方向ですね。
この道は例の大事故があってから遠のいています。あれから道は拡張されたのでしょうか?
それまでは上野村は好きなところでしたので頻繁に出かけていたのですが。。。

きれいな画像を拝見して久しぶりに行って見たいと思いましたが、山歩きをしない夫の気持ちが向くかどうか次第です。。。

神流川の上を泳ぐ鯉のぼりの数はますます増えていますね!

投稿: おキヨ | 2012年5月 4日 (金) 12時21分

おキヨ様
鬼石から神流町に入り、神流町の終わりに恐竜センターがあります。その先が上野村になりますね。
大福峠は恐竜センターより手前で、更に白水の滝口より手前にある中山神社(右手)のところを右折して入ります。
途中から桜井沢林道になりますが、ほぼ全面舗装です。
「持倉」集落を除いては特段、見所はありませんから、わざわざ出掛ける理由には乏しいのではないでしょうか。
あの大惨事への現場への道はごく普通に走れる状態にありますね。

投稿: 風花爺さん | 2012年5月 4日 (金) 20時57分

ご無沙汰どす~

日も長くなり、花に新緑に良い季節になりました。
相変わらずマイナー専門で地味な山にチャレンジーされ
元気に山登りに励んでいられる姿が目に浮かび
いつも感心させられます。

GW期間だと皆さん遠出をしたがるものですが・・・?
自分の力量の範囲内でのご活躍に敬服しています。

北アルプスで8名死亡のニュースには
驚きました。お天気さえ良ければ快適な雪山歩きが
楽しめる時期ですが、ひとたび荒れると冬山の様相に~
かなりのベテランの方や立派な医師の方々が・・・?なぜ~

やはり山に対する過信や慢心が軽装に繋がったのでしょうか
自然の脅威は人間の力では殆ど無力です。
まして皆さん70歳も越えると体力や気力も上ることはなく下る一方なのに~
風花様のように自分の力量内で踏みとどまっていれば
このような遭難は起こらなかったかと思います。

毎度のことどすが中高年の遭難事故の多さにまたかの
思いがよぎります。

投稿: かおり | 2012年5月 6日 (日) 15時42分

かおり様
生来のアマノジャクが年を経るに従ってますます昂じるようで、やたらと重箱の隅のほうへ目が行ってしまいます。
たまにはハイカーが群がる山にも行きますが、どうにも山歩きした、という実感が薄いのです。
名が通っている山の方に良い山が多いのは確かなんですが・・・。
白馬などでの遭難は痛ましい限りですが、残念な気がしてなりません。
山の経験がそれなりにあるお医者さんたちのパーティとしては信じられないくらい初歩的なミスをしているようですね。
この時期の北アルプスは好条件のもとでなら春山の醍醐味を堪能できますが、一旦荒れたら真冬並みの過酷なコンディションにさらされることは、これまで多くの遭難事例に学べているはずなんですが、どうしてこうなってしまうのでしょうか?
記憶に新しいトムラウシでの低体温症の怖さは、山好きのお医者さんなら関心を持って学習したと思うのですが、どのような判断をしながら突っ込んでしまったのでしょうか。
もっとも、山の危険は何でもないようなところにも潜んでいますから、どんな山でも「なめたらアカン」というこよではあるのでしょうが・・・。
私は身の程はわきまえてはいるつもりですが、少しでも長く山歩きを楽しめるよう、かおりさんから頂いた評価を忘れないようにしましょう。

投稿: 風花爺さん | 2012年5月 6日 (日) 20時12分

相変わらずのご活躍感心するばかりです。今年は家庭を大事に宣言守られていますか?ブログにはいっもPhotoが添付されておりますが、風花さんがカメラ向けられて姿がイメージ出来ません?いっかそおーっと見せて下さい。雪山の遭難続きビックリしました。常に言っておられる、己をわきまえ過信するな!あらためて心しました。さて私は連休郷里に帰省し生まれ育った里山(標高約800mで大洲盆地の為か朝は雲海の上)久しぶりに登りました。歩き山道は荒れほうだい集落は二軒だけになり淋しい限りでした。でも素晴らしい里山です。筍、フキ、ワラビ狩りなど昔にタイムスリップしはしゃいでしまいました。では又

投稿: いっちゃん | 2012年5月13日 (日) 12時36分

いっちゃん様
家庭を最優先するという宣言はしましたが、実行への舵を切るにはもう少し時間がかかりそうです。
いずれはいっちゃん夫妻に負けないくらいのおしどり夫婦振りをお目にかけましょう。
会の山行の時には写真は上手な方に頼りきりですが、個人山行の時には大抵は写真を撮りますよ。
昔ほど取りまくるということはなくなりましたが、ブログを続けている間は必要にも迫られているので・・・。
帰郷をしていたのですね。
雲海というのは「肱川のけあらし」ですか?
四国は山地の多い島で全体に地形が険しい気がします。
旅のおり、あちこちで見かけた、高い山の中腹の急崖にへばりつくような人家が点在している様にはとても驚きました。

投稿: 風花爺さん | 2012年5月13日 (日) 20時31分

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