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北海道にも梅雨はあった~「大雪山・旭岳」へ

2011年7月18日

なんということだ! 
今朝(18日)何かを書こうとすればこれを外すわけにはいかない。
もちろん「なでしこジャパン」のことだ。
まさかあのドイツに、そしてまたまたのまさかで、あのアメリカに勝って優勝してしまった。
良いことが無い今の日本で、これは胸が透く快挙だ。
ドイツ、スェーデン、アメリカ、みんな大きな選手ばかりを相手に、小柄な日本選手がクルクル機敏にピッチを走りまわる姿に、日本のこれからの姿を重ねあわせて見ていた。
「デカければいいってもんじゃない!」 ・・・と、身長コンプレックスのオレ。

試合後の選手たちの顔とインタビューがまた良かった。
とりわけあれだけの激戦のあとなのにかかわらず、被災地への思いやりを忘れていないのは驚嘆のほかない。

頂点に立てるためにはメンタルが一番重要なのかな、と思わされたものだ。

オットットット・・・アップしようとしているのはサッカーのことではなかった。

本題へ行きましょう。
13日から2泊3日という短い日程で北海道へ飛んだ。
主目的は「大雪山・旭岳」に登ること。
私もその一員である小さな山歩きの会が発足して満10年になり、その記念行事の一環として、初めて津軽海峡を越えた。
普段は東京近郊の山歩きが中心の会としては、この程度でもけっこう「遠征」気分である。

北海道には梅雨が無い、と言うのが定説のようだが、実は短いがある。
今回、生憎モロに
それに当たってしまったようで、快適とは言いがたい旅ではあった。。

「旭岳」の登山は2日目に予定していたが、雨天の場合を考慮して3日目にも振替えることも想定して日程を組んだ。。
結果的にはそれが実って何とか3日目(7月15日)に登ることが出来たが、終始、細かい霧雨の中での行動になった。
幸い気温が高く、風が無かったので寒さに震える、という事態にはならなかったが、条件が悪いとトムラウシのようなことになりかねない。

したがって登山中、展望はゼロ。
「大雪山に登って山岳の大きさを語れ」と大町圭月が説いたその大きさを実感できる展望は、美瑛の丘でも、登山中でも得られなかった。

私自身は、13年前秋晴れの下で、心行くまで眺望を堪能しながら登っているので、諦めはついていたが、感動を共有したい、という願いは叶えられなかった。

この満たされない思いは、美瑛の丘陵でも、旭山動物園でも、旭川ラーメンでも埋められるものではない

それでも「どうしても北海道で一番高い頂上に立ちたい・・・」という参加者の切望に応えられたことがせめてもの救いか・・・。
メンバーのほとんどは北海道の山は始めて。
悪い条件の中で、とにかく頂上に立てた、という感動はなかなかのものだったようで、涙を落とした女性もいた。

P1000699

私にとっての収穫は登山を始めて程なく目にすることが高嶺の花々の競演。
キバナシャクナゲ、チングルマ、アオノツガザクラ、エゾツガザクラ、メアカンキンバイ、ジムカデ、アカモノなどなど・・・

とりわけこれまで貧弱な花しか見られないでいた「エゾコザクラ」と「エゾツツジ」の生き生きした花姿を愛でることができた。

Photo エゾコザクラ     Photo_2 エゾツツジ

そしてまたそこえ帰ってしまうがドイツの地で「なでしこ」が全開した。                                                   

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登山」カテゴリの記事

コメント

なでしこジャパン、本当に、本当に感激でしたね。といっても私今朝ほど優勝を知りました。決勝をリアルタイムで観るのは心臓に悪いです。かなりドキドキハラハラするタイプなんです。

北海道の登山旅行はあいにくの天気で残念でしたが、それも長年の経験では範囲内でしょうね。思い出となれば悪天候も好天気も同じですものね。。。

昨日蓼科山の登山口の駐車場まで行ってきましたが、登山者でいっぱいでした。

投稿: おキヨ | 2011年7月18日 (月) 11時55分

おキヨ様
「あきらめない」ことの大切さを改めて教えてくれたのが「なでしこジャパン」でしたね。
キラキラ輝いていましたね。
彼女たちの表情、瞳。
それにも増して、現地に乗り込んだサポーター、選手の自宅、飲み会の店、街頭など至るところでの懸命の応援が報われて、ほんとうに良かったですね。
被災地へ方々へもたくさんの「勇気」を送ってくれたでしょう。

旭岳には何とか登ることが出来て、私も責任が果たせたようでホッとしています。

蓼科の登山口というと「大河原峠」の駐車場ですね?
あそこだけでもタイミングが良いと、けっこう山の花が見られるのですが、どうだったでしょうか?

投稿: 風花爺さん | 2011年7月18日 (月) 12時29分

峠の名前までは覚えていませんが、望月方面からではなく、女神湖近くから細い道をどんどん登っていたら、大勢の登山客で,ここが蓼科山登山口と解ったしだいです。

この道路はアルプスが綺麗に望めるのでいつも通ったものですが、その先が蓼科山登山口と初めて知りました。

遠望に気をとられてしまい、季節の花々は見落としてしまいました(>_<)

投稿: おキヨ | 2011年7月19日 (火) 12時19分

風花さん 今晩は

大和撫子 よくやりました。戦後の古橋選手のように 日本人
に喜びと同時に勇気をけれましたね。テレビ見ながら 延長戦
で 1点先にとられた時 正直 負けたかとおもいましたよ、
それからの 粘り腰 お見事のひと事です。

私事ですが 1月に初孫 またまた次男が嫁さんになる人紹介
すると連れてきました、長男の嫁と同じく 質素な落ち着いた
いい娘さんで 喜んでいます。
3年前 リュウマチ 高血圧 軽い脳梗塞 と診断され 仕事も
1/3に減らし 惰眠ばかりの生活でしたが 孫もあと8年もすれば 当地に遊びにくるでしょう、その時 車で海 山に遊びに連れて行こう、その為に 体調をもとのもどそうと心機一転です。 
7月から 週3回 プールに通っています、と同時に首廻り
左肩の痛みをとる為に しばらく PC遊びもやめよう 

加入しているNETにも しばらく休養と宣言です。
元気を回復してから 復活します。

どうぞ 風花さん 熱中症に注意して やって下さい。
どうぞ ご自愛を。

投稿: 青果 | 2011年7月19日 (火) 23時32分

おキヨ様
大河原峠には赤い三角屋根のヒュッテがあります。
女神湖辺りからドンドン高いほうへ走っていく道は多分「夢の平林道~蓼科スカイライン」だろうと思います。
その一番高いところが大河原峠ですが、その途中にも蓼科山登山口が幾つかありますので、おキヨさんがおっしゃった登山口がどこかは特定できないようですね。

投稿: 風花爺さん | 2011年7月20日 (水) 06時49分

青果様
大きな外国の選手の間をクルクル変幻自在に走り回り、翻弄する日本選手の動きは実に小気味良かったですね。
小泉京子の「ヤマトナデシコ七変化」そのものです。

初孫に、ご次男の結婚ですか。
おめでたいことが続きますね。
とても老い込むわけにはいきませんね。
心の励みがあるのですから、どうかお体のメンテナンスに精進してください。
心身健やかに、長生きする・・・・。
そうすればまだまだ良いことがたくさん待っていてくれるでしょう。

PCとも暫らくお別れですね。
私のブログも、いつどうなるか自分でも分りません。
もう一度、青果さんに読んでいただける日まで続けられれば良いのですが、一寸先はともかく、一尺先は闇ですから・・・・・。

投稿: 風花爺さん | 2011年7月20日 (水) 07時04分

出遅れました(^_^;)
台風の影響はいかがでしょうか?
風花さんの行程がまさに蝦夷梅雨とピッタリと合致!
これも北海道の自然と親しめた…ということで…(^_^;)
でもゆったりとした行程で3日目に霧雨の中登頂できたとのこと
道産子応援部隊としてはほっとしました。
展望は望めなかったようですけど可憐なお花が心を和ませてくれたことでしょう!
大輪なでしこもやりましたものね!

山頂での記念写真を拝見してびっくりです。
こんなにたくさんのお仲間と一緒にいらしていたのですね。
結成10年目ですか(*^^)v
今回に懲りずにまたお仲間と津軽海峡を渡って来てくださいませね~\(~o~)/

投稿: miy | 2011年7月22日 (金) 10時02分

miy様
登山(だけとは限らないですが・・・)では、とにかく雨にたたられるとほとんど良いことがありません。
喜び感は7割方減少してしまいますね。
こちらからコントロールしようがないものとは重々承知ですが、ついグチが出てしまいます。
この会には40人余の会員がいますが、北海道まで足を伸ばすとなると、そうそう多くの会員の参加は望めないですね。

今回は旨い旭川ラーメンにも遭遇できず、心を残しました。
次は創立20周年に再訪しましょうか・・・
もっともこの先10年となると、そもそも自分がどうなっているのか、それが問題ですね。

投稿: 風花爺さん | 2011年7月22日 (金) 15時01分

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